見てくださいよ、この外観。こんな家で晩年は暮らしたい。
アメリカのとある大学を卒業した日本に縁を持つ友人が高円寺に数人集まって、本業とは別に週末起業して開いたカフェ「ウォルナットコーヒー」。
東証プライム上場企業に勤める賢そうなしっかりした若者たち。友人のツテを辿ってか海外から拘りの焙煎豆を輸入している。
もう建物が高円寺で一二を争うのではないかという手入れの行き届いた美麗な古民家を使っている。テーブルや椅子の一つ一つが拘りの品々。
営業日も週末だけと少なく、食事もないし立地も観光客がぶらりと立ち寄る動線からはかけ離れているので訪れても客は私1人だけという時が多かった。しかしこの日を含め満席の日が多いという。韓国人観光客が訪れSNSで投稿してくれたらしく、急にここ目当ての観光客が増えたりしているのだという。
レモンケーキがメニューに加わっていた。美味しい。
4卓8席の小さなカフェなので手狭になり、もう少し広いところへの移転も考えているそうだ。この和レトロな店づくりは維持して欲しい。