DIY

在宅勤務が快適になってきた秋の陽だまりバルコニー

11月にソウル、12月に箱根、年明けに続けて2回もパリ出張が入るようだ。なんだか、忙しなくなってきた。秋を楽しむ間も無く師走につっぱしり、また年が明けてしまうのか。 ふと気づくとエケベリアも葉のフチが綺麗に紅く色付き始めている。酷暑と台風に次ぐ…

DIY素人でも多肉植物のアイアン風の棚が制作できてしまう

DIY素人だが多肉植物のアイアン風の棚をバルコニーに設えてみた。 テーマは無骨なインダストリアルデザイン。地震なども考えるとあまり何段にも増やしたくはないが、もう少し陽の当たる区画に多肉植物鉢を置ける容量を増やしたかった。 ホームセンターに行き…

DIY バルコニーを整え、サボテンの実生に挑む

夏だ。何か新しいことに取り組もう。 仕事に役立つ本を読むか、語学を習うか。考えた末に、サボテンの実生に挑むことにした。サボテン愛好家の底なし沼の縁に踏み入れる行為だ。一見、仕事に役に立ちそうな付け焼き刃な知識を得るほうが有意義そうだが、それ…

既製品住宅に物語のある特別な内装を。我ら夫婦の為の雌雄山羊図日本画板絵

京都の仏画師・日本画家の友人が描いてくれた待望の板絵が届いた。 高さ230cm、幅360cmという居間の全面押入れ収納に嵌めるシナ板引戸4枚に描かれた大きな絵だ。 絵の題材は未年の夫婦なので雌雄の山羊。それぞれの生まれ月を象徴した朝顔と桔梗を足元に配し…

夜の帳

DIY

夜の帳の降りた空間。 なんちゃって擬和式かもしれんが、気に入っている。 そりゃ、床は本畳ではないし、完全な洋室だから無理はある。天井照明も蛍光色のシーリングランプでイマイチだ。まあ、それは育てる楽しみということで。 和紙で光源からの光を暈すと…

唐紙夢想

唐紙を家のどこかに使いたい。使うならば京都の山崎商店に注文したい。唐長は少し丈に合わない気がする。手をついて、擦れて、使うような生活の場にあの高価格のものが見合うとは思えない。 柄は千成瓢箪なんて良いのではないか。子孫繁栄の吉祥柄だ。昔はこ…

内玄関建具

大正から昭和初期に作られた檜製の千本格子戸を仕立て直して使っている。 冬に向けて暖気が逃げにくくなるよう、格子戸に障子紙を貼ってみた。ちなみに子供が小さいこともあり紙ではなく強化和紙でPETフイルムの芯材の両面に和紙をラミネートしたものを用い…

離れの間

二階にはバルコニーを通らないとたどり着けない11畳の部屋があり、離れと呼んでいる。 内庭を設けたことで建物が輪のようになってしまったので、二階の間取りに制約が生じるのは仕方がない。 この離れは ・友人や親族を泊める客間 ・子供達の遊びの場 ・親父…

寝室

・コンセプトは薄目に植栽を眺めながらまどろむ寝所 ・朝は柔らかな間接光を取り込む ・夫婦のプライベート空間 ・寝るのに不要なものを排したスッキリとまとめた場 南に面した部屋ならば南側に大きな窓を作るのがセオリーだと思うが快適な寝室に直射日光の…

居間

食事を済ませて家族が集まるところ。 パソコン作業のできるブース。 テレビの見られるソファセット。 子供が玩具を広げて遊べる空間。 花壇の草花を眺められる寛ぎの場。 中庭を通じて食堂とつながる空間。 床はアンティーク調に加工した楢の突板にした。傷…

美麗 建具

嫉妬したくなる。 伊東のランドマークであり文化観光館でもある東海館と隣のK'sゲストハウスの建物は共に有形文化財の木造4階建てで双方ともに素晴らしい。しかも財界人の別荘や皇族ゆかりの建物ではなく、昭和初期に建てられた庶民の為の木賃宿だ。 翌日に…

透漆の床板

透漆を塗った赤みを抑えた板を床に並べると惚れ惚れするほどかっこいい。 庭の植木を映しこんだ床紅葉が見られるようになる。

大徳寺散歩

友人宅の晩御飯に招いて頂いた。早く着き過ぎてしまったので時間潰しに晩夏の大徳寺をマンゴーと歩く。 土壁と竹林の風情が好み。マンゴーにこの良さがわかるか知らんが。 こんな土壁で自宅を囲んでみたいものだ。全て本格的にとは言わなくとも、薄く割った…

スタンドランプ

かっこ良すぎるでしょう、この古びたスタンドランプ。小生の最近のお気に入りの京都は夷川通りの工業アンティーク照明器具屋「パラボラ」で購入したもの。 もともとは古びた木製の家具の脚だった部分の中をくり貫いてスタンドに仕上げたリサイクル一点モノ。…

スタンドランプ

今、気に入っている4月に買ったスタンドランプ。書斎で手元を照らすデスクランプが必要だったので購入した。ピカピカの新品なのだが、どこか昔ながらのデザインが気に入っている。 基本的に少し暗いぐらいの部屋が好きなので、居間に小さなスポットライトを…

墨跡に蘭

墨跡がなんだか良い感じ。これってタイやシンガポールで見かけるオーキッドだよな。違和感があまりない。 毘沙門堂にて。

廃墟カフェの雑貨とインテリア

裸電球は武骨で良い。経済的ではないけれども。 ペンキが塗られては剥げ、塗られては剥げ。多層的な汚れは魅力になる。 使い古された小鍋の焦げ跡模様。ペンキの剥げであったり壁の剥離であったり、この焦げ模様であったり。これらに魅力を感じるのは使用感…

緋絨毯

DIY

赤の絨毯が何となく昭和の豪勢さ。ギラギラとしていたものが褪せて無害化されたような。 五龍閣にて。

ヲーリズ建築 駒井邸

通常は事前予約をしないと見学できないのだが、夏の特別拝観の間はいつでも見られると聞いて見学してきた。 長楽館のような大富豪の別荘ではなく、遺伝学の先駆者だった大学教授の一私邸なので建築美術館のような派手さがあるわけではない。財力を誇示する装…

カフェ GOSPEL

〒612-8438京都市伏見区深草フチ町1−2 TEL:070-5666-1081 定休日 不定休

中村藤吉の障子

4年ぶりに訪れた中村藤吉。鰊茶蕎麦御前を戴く。抹茶ゼリーと白玉の善哉は変わらずに美味しかった。 席の後ろに障子が装飾として使われているのだが、その障子紙に様々な中村藤吉家紋や意匠が漉き込まれていてなんとも粋な感じ。こんな障子で広縁とを隔てた…

和文様

青海波の鈍色がかった青がなんともいえぬね。腰までのものと全面のものと、変化がつけられているのも絶妙。かっこええわあ 高山陣屋にて。 出前用だが泥棒にも似合いそうな二輪。 高山駅前路地の蕎麦屋にて。 ラムネの玉。入っていた飲料の清涼感そのままに。…

町家の竹格子

DIY

竹格子のなんとも美しい町家。陽射しの零れる室内の薄暗さもなんともいえない落ち着きがある。

艶のある金

こういうのが金の魅力を活かした使い方のように思う。薄暗がりの中で鈍く浮かび上がるような金屏風の色を反射した床。金屏風が目に入らないように、床に反射する金だけ目に入るようにできないものだろうか。 毎日のように磨き上げた床なのだろう。 暗がりか…

レトロ照明

大正、昭和の旅館でよく用いられている和風照明が好きだ。 鉄製のランプシェードに和風の文様が入っており、枠の黒と乳白色のガラスとのコントラストも潔くて良い。中央には房が付いていて装飾的なのだがシャンデリアのようにくどくならないのも良い。 以前…

茶屋

贅を尽くしたというやつかね。茶屋街でいくつか和の意匠を写真に納めた。 漆塗りの行灯。木枠に和紙を貼るだけなら3000円ぐらいで作れそうなものの、今まで見かけたのはどれも何万円かする。時代物でなくとも復刻版で十分なのだが。 欄間や引戸の透かし彫り…

唐紙

この唐紙というやつも随分と高価なものである。京都で有名なのは老舗「唐長」だが家の内装に使おうと思っても目玉が飛び出るような値。何十にも下張りを重ねた襖は当然値が張る。 和紙の上に雲母などが使われたものは華やかだが、唐紙に惹かれるのはむしろそ…

御簾

DIY

ようは和式ブラインド。この直線的なデザインは凛とした印象を与えてくれる。中でも織り込んだ高級感のある布で縁取られ、巻き上げた御簾を止める鉤(こ)と呼ばれる金具と総角結びの房のついたものは高級感があってよろしい。編み方にも、葵編み、亀甲編み…