高円寺の癒し「椿」

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帰国したら食べたくなる大将が蕎麦を手打ちしている山形料理専門店。地酒も山形のもの。
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お通しの玉子綴じも身体が温まる味。

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この日は生牡蠣、牡蠣の酒蒸し、牡蠣の天麩羅と牡蠣尽くし。
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ベニズワイ蟹コロッケも美味しい。
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シメは無論、蕎麦。

 

しばらくはお酒を断とうと思っているのに来てしまった。高円寺になくてはならないお店の一つ。

高円寺「ポエム」

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仕事で嫌なことがあると憂さ晴らしに甘いものを食べたくなる。
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久しぶりに高円寺「ポエム」へ。フレンチ出身の若い女性シェフが老舗ポエム高円寺店を事業継承して以来、SnS映えする豪華フルーツサンドやケーキで週末は行列店になった。
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平日の19時半過ぎとなると客は少ないのでふらりと入店できる。
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レトロな喫茶店はものが多くなりがちで少しばかり不衛生にも見えかねないがここはとてもすっきりと整頓され清潔感がある。古いものこそ清潔感は重要だよな、などと改めて思う。
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ドラゴンコーヒーという聞きなれない中深煎りのコーヒーブラックがおすすめと言われたので注文する。
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ゴルゴンゾーラベイクドチーズケーキは私には濃厚で甘さも強すぎ、タルトの焦げ味も引き立ってしまって好みではなかった。ゴルゴンゾーラの濃厚さは感じられつつ洋梨やなんかの酸味と合わせて軽く仕上げてくれるのが好みなのだよな。そんなブルーチーズケーキはなかなか見つけられない。
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珈琲は好みの味で気に入った。珈琲に投射される光がキラキラと美しく、それを眺めながら寛ぐと気分も切り替わる。

高円寺東中央公園前「NEYO」

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新カステラが閉店してその後に開店したのは業務スーパーの向かいにある子供服兼ネイルサロン兼カフェの「TAW」の系列店。
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こちらは撮影スタジオとカフェの兼業だそうで店舗面積に対して席数は少ないのはスタジオ使いするためなのだろう。カフェ専業では難しいという判断なのだろうか。営業時間も11:00〜17:30と短めであくまでカフェで食事メニューはなくケーキやプリンなどが中心。
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公園に面した側をカウンター席にするとか、窓の外をテラス席にしてくれたら公園に面しているメリットが働くように思う。子供を公園で遊ばせながら親が珈琲を飲めるのにな、と思っていた。
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彩度が低く無機質で広々とした雰囲気の最近の流行に乗ったスタイルのカフェ。
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アールグレイ紅茶のパウンドケーキを頂いた。アメリカンコーヒー550円、プリン650円。
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店内で飲む際には紙コップではなく陶器のカップの方が冷めにくくありがたい。

 

今後に期待。

正統派喫茶店 中野「ばらーど」

8年間も住んでいて気づかなかったことに愕然とした。環七から入り早稲田通り沿いの細い路地の奥にある喫茶店を見つけた。

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緑のレトロな看板は喫茶店「ばらーど」
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細い細い路地の突き当たり。

苔むした飛石を歩き椿の生垣を抜けていく。
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昔ながらの和風な佇まいを残す民家を改築した喫茶店だった。十人いれば十人がカフェではなく喫茶店と呼ぶだろう。
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角のない丸みを帯びた十字の孔のある背もたれの椅子になんとも品がある。
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テーブルからの坪庭の眺めも癒される。
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正直に言ってモンブランは好みのケーキではない。しかしケーキがこれ一種だけだというので仕方なく注文した。
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珈琲は最近流行りのシングルオリジンとは違い気を衒うところのない深みのある安定した老舗のブレンドの味。
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美味しい。予想外に美味しいモンブランだった。私のさほど好みではないモンブランとは別種のリキュールが効いて重すぎないとても美味なモンブラン。ケーキはこの一種しか置かないのも納得がいく味。

モーニングのたまごサンド500円も美味しいらしい。次回に是非食べよう。
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物静かな老夫婦が営んでらっしゃる。喫茶店経営は昭和41年に神田で始め、上野を経て京橋で11年、中野に移転して8年だという。中野のご自宅のリビングを喫茶店に改装されたのだそうだ。

半世紀、50年をかけて洗練し最適化された珈琲であり、ケーキなわけだ。他にお客さんがいない時があればもっと話を聞いてみたい。
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これは再訪必至だな。
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街に長くあって欲しい喫茶店。なぜ今まで知らなかったのだろう。そして未だに住む街に発見があることが嬉しい。

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9:00〜17:00

善福寺川沿いでご近所常連に愛される「Go Crazy Cafe」

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一度は夜に来たいと思っていたGoCrazy CafeのBarカウンター。
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すっかりクリスマス仕様になっている。
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とても気さくな話しやすいおばちゃんが適度な距離感で話し相手をしてくれる。入れ替わり立ち替わり常連さんがふらりと一人でやってくる地域に愛されたBarだ。

毎日のように来るという裕福だが奥様を老々介護されているという爺様を、もう一人の常連客が夜道が心配だからと送っていった。地域の宝のようなBar。

 

ルーマニアから来日した友人の土産のパリンカを贈らせてもらい、皆んなで飲んだ。
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喉が焼けつくような果実が香る40度の強酒。

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GoCrazy Cafe常連のご近所さんか瑞々しく美麗な無農薬栽培の檸檬の実を頂いた。
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無農薬栽培檸檬といえば思いつく活用法はあれしかない。アボカドとレモンのチーズリゾットを作って美味しく頂いた。もう何度も作ってあげているのに、次男から絶賛の嵐だった。少し鶏ガラ顆粒スープを濃いめで作ったのも良かったのだろうか。

高円寺でただ日本酒を味わうなら「古今」

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12月8日に開店したばかりという高円寺北口のココカラファインの地下にある居酒屋。日本酒バーという方が合うかもしれない。
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春鹿。飛鸞。どちらも捨て難いが、飲んだことのない銘柄を試したく飛鸞を頂く。表現する言葉が見つからないが、食中酒としても食前酒としても美味しい。
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柿と胡桃の白和えがなんとも日本酒と合う。
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楽器正宗も外れない芳醇な旨さ。
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完璧な火入れの玉子が乗ったポテサラ。
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オリンピックイヤーだけ醸されるという山田錦を30%まで磨いた天明

なるほど、名の知れた酒蔵でも珍しい量産されない仕込みの酒が季節替わりで取り揃えられるお店のようだ。
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店長がお勧めする森嶋。なるほど。旨い。
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安く酔っ払える居酒屋ではないけれども、本当に美味しい日本酒を飲みたくなったら必ず答えてくれる店だと知った。
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日本酒を透かして光り輝く。

 

無い種類の静かに日本酒を味わう店。覚えておこう。

 

中野の上等なお鮨屋「せいざん」

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高知の日本酒「土佐金蔵」を頂く。美味しいお寿司を頂くのだから昼から我慢できなかった。
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板前さんが6人を相手に握ってくださる。
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ブリと言っていたか。ジュレと一緒に頂く。
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全て白木の清廉な調理台。
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鯵。私の好きな鯵。
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ヒラタガイと言っていたか。
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トロ。みたまんま、トロ。
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こんな美味しいヅケは初めてかもしれん。かぼすの爽やかな風味が鼻腔を抜ける。自宅でヅケマグロを食べる時にも柑橘を絞ろう。
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写真に撮り忘れたがもう5貫ほどあったかと思う。イクラにウニの鮮やかな御飯。しじみ汁も滋味あり温まった。

 

干瓢巻も美味しかった。

 

祝いの席に覚えておこう。