師走の植物たち 京都産まれの紅葉と多肉たち

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京都の南禅寺大徳寺相国寺、疎水から集めた種から実生で育てている紅葉。それが今年は燃えんばかりに綺麗に色づいている。

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やはり、暑い夏と急激に気温が落ちた初冬が良かったのだろうか。常に水を絶やさずにいたこと、株元に睡蓮鉢を置いて湿気を供給していたことも成功要因かもしれない。そもそも京都の紅葉の血統が良いということもある。

 

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バルコニーからは段々と鉢を撤去し始めている。そろそろ、リプサリスやクラッスラ類も室内退避せねば。秋に植え替えたばかりのゴーラムもどこまで根張りしているかわからないので今年は取り込んだほうが無難そうだ。

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追加で軟葉系ハオルチア「氷砂糖」、硬葉系ハオルチア「瑠璃殿」、「マサイの鏃」、「金の卵」などを椎茸栽培ドームに入れた。寒くなっても屋外で長く陽に当てられて良いかもしれない。

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これは何という花なのだろう。ピンク色の曼珠沙華のような。

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オキザリスパルマ「孔雀の舞」に白く咲いた。こんな花とは想像していなかった。

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ホトトギス。子規。不如帰。杜鵑。時鳥。時鳥花。

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ルビーネックレスに、なんとも小さな小さな花が咲いた。

 

少なくなるけれども、目を向ければ冬にも彩りはある。もう少しすればアネモネが咲く季節。動植物には不利であろう寒くなった冬を待って芽が出てくる植物があるということが不思議でならない。


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咲いた。この「四海波」の花を見るのは3年ぶりだろうか。高円寺に引っ越してからの環境が長らく合っていなかったようで、この植木鉢に植え替えて半年してようやく開花。植え替え万歳。

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このトルコ青を掛けた鉢は陶芸を初めて2、3回目の窯出し時の作品。貫入がすでにこんなに育ってきた。特徴には乏しいが径と深さのバランスが多肉植物には都合が良い寸法をしている。

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波濤のような、開いた鰐の顎のような葉の縁のヒゲが魅力のフォーカリア属。左手にももう一つ蕾が育っていることを確認した。

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エケベリア「花うらら」も縁の紅が増していく。

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もっと大きく育つかと思っていたが、鉢が小さいからか肥大化はしない。

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わざわざ割って破片を繋ぎ合わせて作ってみた鉢だが、あまり労力に見合う効果は得られなかった鉢。

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「野薔薇の精」。水のやりすぎの葉が開いてだらけた風貌。