軽井沢旅行備忘録 「ツルヤ」地場のグルメスーパー

別荘族御用達なんて触れ込みで紹介されることの多い長野の地場高級スーパー「ツルヤ」が熱い。

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ジャムなんて輸送にも便利なコンパクトで単価もそれなりに高い商品は東京の店にいけばあれこれある。私は昔、TIPTREEのジャムにはまって「ストロベリー&シャンパン」だとか「オレンジ&モルトウィスキー」なんて変わり種を試しまわった。
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その熱が再びぶり返すほどのジャム売場の充実ぶり。「りんごバター」が一番人気らしいが「シトラスマーマレード」や「ほおずき」、「ルバーブ」など、どんな味がするのか好奇心をそそる斬新なものが多い。
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定番の「りんごバター」に「市田柿」、「巨峰」ジャムを買ってみた。
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ドライフルーツも評判がよいそうなので買ってみた。
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さすが信州。キノコ売場の充実ぶりも圧巻。肉、ソーセージや野菜も充実。グランピングや仲間を集めての別荘での豪華食材ディナーで盛り上がるに違いない。

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獺祭尽くし。信州とは関係ないけれども、信州地場のグルメとヴーヴ・クリコだとか獺祭だとか馴染みのあってほしいお酒も取り揃えるのがニーズなのだろう。
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ヤッホー・ブルーイングの信州ビールもたくさん取り揃えられていて嬉しい。夜、飲んで気に入ったのが雷電。COEDOビールが身近なスーパーで買えるようになったように、もっと信州クラフトビールも普及して欲しい。

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朝食用にツルヤ謹製パンも買ってみた。沢村屋、ハルタ、一歩、フランスベーカリーなど有名人気店が犇めく軽井沢。それらには及ばなくとも案外美味しい。総じてレベルが高い。

なんだかんだ1万円以上も買っていた。生信州蕎麦、骨つきソーセージ、ビール、ストレート林檎ジュース、ジャム、雷鳥、おやきなどなど。レジを通った以上、金額に後悔しても遅い。商品開発力の賜物か。魅力的な商品があれば客は金を落とすのだな、と実感。まだまだそこらの地方の道の駅のご当地土産は力不足か。

ところで沢村屋のように東京でも買える店よりも、私ならば軽井沢にしかない店、軽井沢でしか買えないものを買いたいと思う。軽井沢で人気を博したら東京に出店する傾向は果たして正解なのだろうか。新宿駅前でいつでも買えると思うと沢村屋への興奮は生まれない。東京に出店することにより陳腐化して軽井沢での売上が落ちる事態も生じると思うのだが、それでも軽井沢ブランドであることを知ってか知らずか東京で売れるインパクトの方が総体としては大きいのだろうか。だとしたら、地方でシーズナルに売れる経済規模は都会に比べてそれだけ小さいということにもなる。埋めがたい都会と地方の経済格差があるかもしれないという話だ。