自画自賛な幼稚園児の手作りクリスマスケーキと低温真空調理のハニーマスタードチキン

妻にクリスマスディナーの買物をしてきてもらった。買物客でどこもとても混雑していたらしい。キリスト教徒でない大勢がこの同じ日に揃いも揃って普段よりも手の込んだディナーを準備する不思議。

 

Anovaで低温真空調理した鶏モモ肉の蜂蜜マスタードソース掛け。

1.鳥モモ肉400gの皮にフォークに無数に穴を開ける。

2.低温真空調理器を60℃にセットし1時間調理する。

3.蜂蜜大匙1.5匙、マスタード小匙1、レモン汁大匙1を弱火にかけて煮る。

4.フライパンで高温で1分強、調理済みの肉の皮側を焼いて焦げ目をつける。

5.肉を食べやすい大きさに切り、皿に盛った上からソースをかける。

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しっとりとしていて、肉汁に旨味が感じられて美味。低温真空調理器に感謝。子供にも食べられるようにマスタードを減らしたが、次男はそれでも辛いとのこと。こんなに美味いのに。

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マスタードが決め手だと思うので、こればかしは親の我儘を通させてもらう。

 

他に手羽先肉のオーブン焼き、リース風に盛ったサラダ、そして白米御飯。サラダは緑が隠れすぎたんだと思う。でも美味しかった。

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今年のクリスマスケーキは次男も参加して飾り付けをした。ピンクがご所望だったので、クリームに食紅を入れてみた。苺クリームだね、と言われてそうだと嘘をついた。許せ。

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内側には柔らかい生クリームを塗った上に子供達がこれでもかというほどに苺、キウイ、バナナ、ブルーベリーを挟み込んだ。

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さらにスポンジを重ねて、生クリームを塗り重ねる。外側は固めの生クリームを使った。6号のサイズのスポンジに200ml入りの生クリーム3個使ったので、生クリームだけで1000円もかかったことになる。

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上部にも生クリームを塗った後、子供達に苺を置いてもらった。2人が好きなように乗せていくので対称性がなく偏りがある。まあ、それもよし。なかなか派手に苺を載せてくれた。

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せっかくなので食紅濃度を高くしたクリームを絞って側面を2段にして飾り付けてみた。

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絞りが小さい。もっと大きな絞りで盛り付けたほうが花のようになるはず。それでもって、妻にウェディングケーキか何かっぽいと言われてクリスマスケーキから乖離してしまったことに気付いた。来年はもっとクリスマスらしくしよう。

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見た目はともかく、家で作るケーキはとても美味しい。ケーキ屋から買って食べるケーキよりも美味しいと思える。妻の推論としては店では長時間持たせる為にホイップやら混ぜて工夫しなければいかないが、自宅ならば食べる数時間前に生クリーム100%で作れること、果物をふんだんに使っていること、間違っても冷凍などしていないこと。砂糖の量を自分の好みに調節できることもある。そして何より、子供が作ってくれたという愛着かね。

 

昨年、ストラスブールで買った木のキャンドルスタンドに火を灯した。

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 子供達はハッピーバースデーを歌い始めたが、まあ、あながち間違ってはいない。その後、最近覚えた「十二支の始まり」の歌を歌ってくれて、勢いよく蝋燭の火を消した。

 

独身の頃はクリスマスなんてキリスト教徒でもないのに、などと思っていた。今では子供が喜ぶならばどうでもよい。一緒に晩餐を用意して家族団欒を楽しむ日で構わないではないか。

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キラキラと輝くクリスマスツリーの株元を、LEDキャンドルを貨物に載せたプラレール電車が走る。

 

夜、サンタさんが来たことに気づいたら、起こして教えてくれ、だそうだ。今年は誰がサンタさんなんだろう、とも言っていた。どういう仕組みとして理解しているのだろうか。

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息子の版画。陽を背に、父と母と兄と弟がみんなで一列に仲良く手を繋いでいる。胴が長いところも足が短いところもよく描けている。左下にいるのはマンゴー殿だそうだ。鉢のようなものの中に描かれているのはメダカだそうだ。良かったな、メダカ達よ。