益子の懐古趣味、古道具、珍しい植物備忘録

益子は昭和懐古趣味の人達にとっても魅力的な街なのだそうだ。

 

f:id:mangokyoto:20201027155459j:plain

古い琺瑯看板もちらほら。熱心な収集家のいるジャンル。私には幼少の懐かしい記憶というには古すぎてどちらかというと映画の中やテーマパークで見るファンタジックな光景だけれども。

 

f:id:mangokyoto:20201027155734j:plain

昔懐かしい光景を求めて遠くから人が来るそうな。今も存続しているブランドの古い看板はより興味深い。

f:id:mangokyoto:20201025163757j:plain

骨董屋さんも覗くと面白い。よくわからん看板の少年に覗かれていた。帽子にレモンと書かれている。

f:id:mangokyoto:20201027160009j:plain

てへぺろな人形も粧し込んでいる。ぺこちゃんは設定上、何歳なのだろう。

 

f:id:mangokyoto:20201025175119j:plain

益子陶芸村の向かいにある古家具屋へ。

 

f:id:mangokyoto:20201027160809j:plain

ここでは錆びた金具を購入した。アルコールランプなどを載せる台だったのではないかとのこと。廃校から流れてきたのだろうか。脚は取り外せるのが気に入った。1000円也。見る人にとってはガラクタに過ぎない。そこらに転がっていても、こんなん売れるのかと思うかもしれない。

f:id:mangokyoto:20201027160830j:plain

多肉植物鉢の台を探し求めていた私にとっては運よく出会えた、見つけられた価値のあるモノ。自然に湧いた錆びが浮かぶ、理想的なシロモノ。何十年の歳月を経て産み出されたものはケミカル処理で錆を沸かせてもなかなか同様にはならない。人工的に錆させたものは均一に錆びていたり作為的になってしまう。

f:id:mangokyoto:20201027155805j:plain

こちらの骨董品屋も良い雰囲気。

 

f:id:mangokyoto:20201026133544j:plain

キャッシャーの外カバーを外されたメカニカルな姿が興味深い。

 

f:id:mangokyoto:20201026133555j:plain

黒電話なんかもあえて外カバーを外して、内部構造を剥き出しにすると面白いのかもしれない。

f:id:mangokyoto:20201027155158j:plain

昼御飯はNovelというカフェで食べた。

 

f:id:mangokyoto:20201027155302j:plain

 

f:id:mangokyoto:20201027155334j:plain

 

f:id:mangokyoto:20201026120508j:plain

ローストポークがなんとも蕩ける食感で美味だった。

 

 

f:id:mangokyoto:20201027160242j:plain

駅から城内坂に向かう際に買った饅頭屋。「赤羽まんぢう」という。濱田庄司も愛したまんぢう屋だそうだ。創業96年の老舗。

f:id:mangokyoto:20201027160215j:plain

 

f:id:mangokyoto:20201027160052j:plain

鹿島神宮。陶祖大塚翁と刻まれた石碑がある。窯元のオオツカさんと繋がりがあるのかね。

 

f:id:mangokyoto:20201027160117j:plain

私も疫病退散祈願の神頼みをしておいた。

 

f:id:mangokyoto:20201026140043j:plain

最後に益子で見かけた植物をいくつか。斑入りの朝顔品種。確かに海老茶色の朝顔だとか朝顔の多彩な品種改良に熱中したのは日本に特異なことなのかもしれない。 

f:id:mangokyoto:20201026140107j:plain

一部の茎に出現した奇形でもなく、どの花付近の葉も赤く染まっている。この植物の名前は何と言うのだろう。初めて見た。