10月は一度も作陶できず。久しぶりに作陶した。
双頭山羊鉢の素焼きには体軀をマグネシヤマットを筆塗り、角には金ラスター釉薬を筆塗り。
あまり頑丈そうな鉢ではないので風で倒れそうな屋外ではなく根上がり気味にハオルチアを植えて室内窓際に飾りたい。
何かサボテンを植えようかね。彩度の低い釉薬で遊んでみたい。鎬の中に飴釉を入れ、マンガン窯変釉を掛けてみようか。フェロカクタス「日の出丸」を納めようか。
謎な植木鉢も作ってしまった。風船のように膨らんだ山羊。
瞳を山羊独特の楕円の瞳にしてみた。可愛らしく作るのを無意識に拒絶してしまう。
本焼成待ちの作品がだいぶ増えてきた。陶虫夏草3鉢、山羊2鉢。その他、実験体が無数。
そして異形な鉢が増えてきた。子供と作った暇つぶしの不本意な鉢は始末に困るのだよな。
小窯で酸化焼成。左上の空間が余ってしまった。中途半端な高さの鉢が紛れているとこのような非効率となる。残念。
来年2月には大窯で「還元落とし」焼成をするらしい。冷却時にゆっくりと時間をかけて還元をかけることで土の鉄分が燻されるとか。是非やってみたい。その為にはもっと素直な形の器を焼かないと。
次回は是非、鉄分の多い赤4号土で還元落とし焼成用の水挽きをしよう。外見のスッキリした鉢をいくつか作りたい。