植えて直ぐに思った。何か違う。ネット検索しても、この株のように枝が暴れ放題な白樺麒麟は見かけない。
ただでさえ、枝ぶりが騒々しくて煩いのに、これまた触手がうるさい鉢に植えてしまった。
根腐れしやすいというこの白樺麒麟は水穴の空いていない鉢に3年ほど植っていた。よく根腐れしなかった。いつも根腐れを懸念していた分、水やりが厳しめだったせいでこのような暴れ枝だらけになったのだろうか。そして現在は桃色に目一杯、紅葉している。ピンクなのにカワイイより気持ち悪さが勝ってしまうとは哀れかな。
ああ、コレジャナイ。案外、直感で組み合わせても気にいることも多いのにこいつはダメだ。気持ちが悪い。鉢と株が気持ち悪さを相乗させている。
畳の上に置いて撮ってみても、どうにもならない。マンゴー殿も寄ってこない。
冬の陽光に逆さに撮っても、不似合いが解消されるわけでもない。もう、多肉植物と植木鉢の組み合わせを単に間違えた。それ以上のことはない。
ただでさえ耐寒性が高くない品種だというのに、植える際に根にもダメージを与えているだろうから再度植え替えするのは憚られる。気持ち悪いまま来年秋まで頑張ってもらおうか。