屋外の多肉たち

今年は昨年よりもだいぶ寒いように思う。遊具のたくさんある公園に行くと子供だらけでえらく密な状態で遊んでいるし、本当に外出する先がない。

そうなると、自然と目は植木鉢に向かう。

バルコニーにビニールシートを張って防風しているので、陽が射す日中は外気温より5℃以上も暖かくなる。それでも夜は零下になっているだろう。

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本来ならば室内に取り込むべき鉢はさらに温室プラドームに入れてバルコニーに置いている。日陰になる室内で断水するよりも、まだ陽に当てた方が良い気がしているがどうなのだろうか。容器はキノコ栽培ドームの転用。

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中にはオプンチア属「姫将軍」、ミルチロカクタス属「福禄龍神木」、「龍神木」にリプサリスが身を寄せ合っている。身を捩らせたような姿の龍神木を胴切りしたい衝動に駆られるのだが、その個性的な姿を留めたい思いもある。悩ましいね。


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神仙玉は農園から来たばかりの頃に比べるとかなり色落ちしてしまった。覚悟はしていたけれども、寒暖差に乏しい平地では色の維持はなかなか難しい。昼間に暖房を焚くまでの多肉道楽は流石にできない。

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ルビーネックレスなんだが、陽が射さない軒下深くに吊るしているものだから長く鮮やかな緑に葉が徒長している。それでも黄色い花が咲いた。

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購入した際に品種名の書かれていなかったおそらくアロエ属ハオルチオイディス。この山盛り群生株を植える鉢も作らないとな。これはなかなか創作意欲を刺激される。

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期待が募るのが豆鹿頭骨鉢に植えて露天雨晒しにしている錦晃星。葉は赤く染まり、さらに鮮やかな蕾の塊を無数につけている。

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長い冬をかけて、少しづつ蕾に栄養を集積しているのだろうな。はちきれんばかりにはみ出してきた花びらが目に眩しい。満開に咲く頃が楽しみでならない。