真空低温調理ヒレローストポークに玉葱ソース掛け

ヒレローストポークに玉葱ソース掛け。

ソースがなんてことない簡単レシピなのに美味しいので備忘録。


すりおろし玉葱 半個

すりおろし大蒜 小匙半分

醤油 大匙2

味醂 大匙2

赤ワイン 大匙2

以上を弱火で煮詰めるだけ。

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ああ、これはファミレスのおろしハンバーグの上にかかってるやつではないか。簡単だけれども、ソースを掛けるとローストポークは異なる旨さ。


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真空低温調理なんて仰々しい呼び方だけれども、単なる湯煎調理。なのにこんなに美味しくなるなんて、だ。

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60℃で2時間。その後も漬けっぱなしで温度が下がるに任せているが、すぐに引き上げた方が良いのだろうか。


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ああ、写真の撮り方が下手だな。美味しさが全く伝わらない気がする。ヒレローストポークに別途、作った玉葱ソースを掛けて食べる。今まで、ハラミステーキ、サーロインステーキなどばかり低温真空調理してきたけれども、ヒレブロックの柔らかくジューシーな味わいは格別。もっと早くに知っていれば。


ハラミステーキには玉葱ソースではなく、練りワサビを合わせる。もう、脂肪の多い肉よりも赤身肉のほうが肉ならではの味わいがあって美味しいと思う昨今。


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今日は贅沢して、ジュンホンマのケーキを買ってしまった。どうやら生菓子店はコロナ禍でも賑わっているそうだ。外食しなくなったことで、自宅の食事で贅沢したいという需要にはまってるそうだ。確かに私の前にも後にも客が連なっていた。

巨大ピスタチオマカロンにクリームやら苺が挟まったもの。とても美味しかったそうだが、それにしても息子の食卓、食べ物こぼしすぎだろう。

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私のはクリームチーズ入りのもの。流石、プロのケーキだなという一品。



翌朝、冷たくなったヒレローストポークを切り出して食べた。

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ぎこぎこと切った跡の残る稚拙な包丁捌き。

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なんだこれ。


とても、とても美味しい。次回からは、調理した日に食べずに翌日まで待つ精神鍛錬が必要になるかもしれない。

出来立てが常に最良という訳ではないのだね。肉が硬くなるかと思ったが、柔らかいままで、かつジューシー。味がしっとりと馴染んだというか、冷たくなって旨みと甘みを感じやすくなったのか。


塩も振らずに調理しているので、マンゴー殿にもお裾分けしてみたが、老犬を忘れさせる興奮を見せた。足元から離れないし、turnとかsitとかコマンドも今まで数回繰り返して漸く反応していた動作を食い気味にこなす。聞こえにくいのかと思ってたが、単に面倒くさそうに渋々やってただけだというのが判明した。いや、気持ちはわかるけどさ。

こんな美味いものを食べさせてくれるなら、もう少し飼主の言うことを聞こうとでも思ったのか。


マンゴー殿の次の誕生日は味付け無しの真空低温調理のローストポークにしようかね。犬用ケーキより喜びそうだし、栄養価も高いし。