久恒 啓一さんという大学教授が豊かさとは何かを独自の解釈を示されていた。
「豊かさ」とは「自由の拡大」であると。
人生とは、肉体的自由(カラダ)を土台に、経済的自由(カネ)と時間的自由(ヒマ)を得て、最終的に精神的自由(ココロ)を求める旅である。
なるほどな。かなり腑に落ちた。
本当に欲しいモノをお金を理由に諦める必要のない経済的自由、お金はあっても暇がないではなく、やりたいことをやる時間的自由、そしてそれらを実行できる健康な心身という肉体的自由。そしてやりたくないことをやらない、言いたくないことを言わない、会いたくない人と会わなくとも良い、やりたいことをして会いたい人と会って自分の存在価値を肯定できることに従事する精神的自由。
肉体的自由を損なわないよう気をつけながら経済的自由と時間的自由のバランスの改善に取り組みつつ、もう少し精神的自由に目を向けても良いように思う。