作陶 羊頭狗肉像 手先足先の造形。

乾くと細工ができなくなってしまうのが怖くて普段は平日に作陶はしないのだが、1時間だけ暇を見つけて工房へ。

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足先を作った。親指を上げて表情を出してみる。

右手は無しでミロのビーナスのように欠損した状態でも良いかと思ったが、考えを改めて前方に差し出したようなポーズで付けてみた。

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羊頭を被った人が狗肉を差し出している羊頭狗肉像。


脛と足首の造形は修正された気がする。

あれ。腰に意図しない出っ張りができてしまっている。直さないといけない。立体造形はあらゆる角度から確認しないといけないからやはり難しい。

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背中の曲線と太腿も修正したが右足がまだおかしい。足先が短い。

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右腕はまだ柔らかいので次回にまた締めて修正しないといけない。二の腕の上部の膨らみを押し固めて輪郭を整えよう。


人物造詣は難しいけれども全く新しい境地と困難で新鮮。衝動的に頭の中のイメージだけで作ったにしては悪くないのではないか。実際にはいろいろデッサンが狂っているのだと思う。この作品を私の人体造形の出発点としてこれからまだまだ上手くなっていけると思っている。ああ、近い将来、こんなに昔はヘタクソだったと思えると良いのだがな。