- 宿泊費予算は低く抑えたいけれども風情のある宿に泊まりたい人、レトロ・古民家・ゲストハウス好きにおすすめ。
- 変則営業でチェックイン時間まで建物に入れない。荷物も置けないことは注意。身軽に観光するなら駅前に預ける必要あり(ロッカーがあったか不明)
- 食事提供はない。
- 犬が室内にいて朝夜、時おり吠える。犬好きにはいいかも。犬、かわいい。
- 防音性は無いに等しいので神経質な人、大雑把な人には厳しい。
- 銭湯を利用できるが少し遠いので冬は湯冷め注意。
看板も何もないので見つけるのに苦労した。チェックイン時間まで宿に人がいない。チェックイン時間の20分前に着いて、ドアが空いていたので受付前のソファに座って待っていたら勝手に入らないで欲しかったと怒られてしまった。部屋に入れるチェックインが17:00とは書かれていたが、そもそも入館時間が17:00の宿だったらしい。別の仕事をしているからだそうだ。
大きな荷物がある人は宿まで来てまた駅まで歩いて引き返す羽目になるので、駅にロッカーがあるならば預ける必要がある。宿主は海外をバックパッカーとして回っていたと書いてあったが海外のバックパッカー向けゲストハウスとは期待できることがかなり違うことに留意。
WiFiはあるのか、冷蔵庫は使えるのか、海外ゲストハウスでは一般的なサービスの説明がなく、探した限りどこにも書いてもおらず聞きづらい雰囲気だったので諦めた。電波デトックスして寛げというメッセージとして受け取った。
飾られた内装の世界観は素敵だ。
宿主の生活リズムに合わせる形で宿主の世界観にお邪魔させてもらう形の宿と言える。世界から多様な旅人を受け入れて旅人同士が混ざる受け皿としてのゲストハウスとは違うようだ。
宿泊客は私1人だった。個室料金4000円を払ったがドミトリーの部屋を1人で使う形式なものの部屋に施錠もできないのでドミトリー料金でも変わらなかった。宿主がおそらく好きな歌を下の階から歌詞が聞き取れるほどの音量でかけている。どっぷり浸かれて共鳴できる人には魅力的なのではないか。宿主の価値観体験ハウスと言える。
相部屋だとセキュリティーが気になるが、室外には番号で施錠できる金庫がある。財布や携帯電話をここにしまえて安心だ。
寝具は清潔で快適だった。
私が宿をやるとしたら、
旅をサポートする拠点としての役割は担いたいと思う。チェックイン時間前に部屋に入れなくとも荷物を置けて旅行者が身軽に散策に出れるようにはしたい。
兼業で宿主が別の仕事に出ている場合に旅行者がトラブルがあった場合に対応はできなくなる。ほとんどそんなケースはないだろうが非常時に助けてくれる安心感というのもある。
設備の有無や使い方などをまとめた利用案内の冊子はロビーや部屋にあると便利。
食事を提供しなくとも酒や乾き物を出すバー営業はしたい。ゲストハウスは特に一人旅の客の話し相手ができると良い。
ホームページは英語、中国語、韓国語で用意したい。(鳩麦荘は外国人をおそらく客層に想定してない)
USB端子内在のセキュリティーボックスがあれば盗難の心配なく充電しながら寝られる。しかしそうなると枕元でスマホをすぐいじれない。解決策はないものか。
自転車のレンタルはあると助かる。