芝 とうふ屋うかい

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久しぶりに会社の会食で赤羽橋の「とうふ屋うかい」芝公園店へ。
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さすが、素敵な陶器を使っているな。
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16年前に両家顔合わせで来た店ではなかったっけ。16年変わらずにあるのは嬉しい。
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外国人をもてなす際に使われることが多い店だけれども、豆腐の苦味はそこまでウケない。
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実はオープンは2005年なので見た目に反してまだ18年しか経っていないことになる。私が初めて行った16年前から変わらない営業。この地下の高そうな東京の中心地で18年営業を続け、コロナも乗り越えたのはすごいことだ。

 

昨今では仕事のやりがいの判断基準に成長、成長というけれども私は成長した実感がここ数年は感じられない。成長などしなくなるし、成長などしなくても良いのではないかとすら思う。変わらずにいることの価値を過小評価してないだろうか。
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変わらない美。
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季節の室礼がいつどの季節に来ても楽しめる。
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そして食べ終わって店を出ると見上げる東京タワーに息を呑む。古い様式の建物に古いとうふ料理。見上げると戦後に放置された米軍戦車を溶かして建てた古い電波塔。古いものを丁寧に維持しているものたちがこんなにも素晴らしいではないか。

 

関西に移り住んで京都に頻繁に行くようになった際の思いを今更ながらに抱く。未熟な人間が紆余曲折、行ったり来たりする間も変わらずにあり続けるその大変さ、ありがたさ。