そういえば東京タワーに登った記憶がないな。そう気づいて息子と登りに行った。
16時までは外階段を登って上がることができる。その段数600。1Dayパスを買って明るいうちに階段を登り景色を楽しみ、一旦エレベーターで降りて早い夕食を食べた後で再度エレベーターで登って夜景を楽しみ、外階段で降りる。2往復プランだ。
増上寺を下に望む。
朝鮮戦争で使われた米軍戦車を溶かして再利用されたという鉄骨。5年ごとに述べ9000人を投じてペンキを上塗りするという。
この日、外は蒸し暑いが風が抜けて気持ち良い。
案外、600段は負荷が少なく息を切らすこともなく15分弱で登れてしまった。外国からの友人を案内するのも良いかもしれない。
メインデッキの土産物屋は東京タワーグッズ尽くしだった。
昔の地方の土産物屋に置かれていたような地名だけテンプレートに刻んだような粗悪陳腐品ではなく、オリジナルデザインの面白いものが多かった。
メインデッキには神社もあり。御朱印も頂けるが書き置きだけなのでスルー。
メインデッキ1階には床がガラスの箇所が数箇所あって目のくらむ高さを楽しめる。
一旦、地上の商業施設に降りてフードコートで早めの夕食。モスバーガーは値段もメニューも一般のモスバーガーと変わらないが唯一、東京タワーバーガーなるものがあった。
日没は18:50。18時半に再度、今度はエレベーターでタワーのメインデッキまで登り夕暮れを楽しむ。
息子がどうしても欲しいというのでキラキラとしたペンを購入。カラスや子供はキラキラが好きなのかね。
建設当時は世界一の高さを誇った東京タワー。全てを見下ろす高所だったのだろう。命綱無しで鉄骨を登って作業する人達の記録映像に見入った。今はどちらの方向を向いても東京タワーから見上げる高層ビルに囲まれている。
19:30からプロジェクションマッピングが上映されていて隕石に打たれる東京の幻想的な光景が楽しめた。
赤羽橋の五差路が美しい。三脚立てて長時間露光で撮ったら楽しいのだろうな。
帰りは外階段を降りる。肉体的負荷は大したことはなく、エレベーターで降りるのは勿体無いぐらい夜景や鉄骨を楽しめるのだが案外、階段を降りる人は少ない。
この熟れて爛れたような深く粘度を感じる赤は写真映えがする。工場夜景好きにはぐっとくる光景ではなかろうか。
良いカメラでキリリと撮れたらカッコいいに違いない。
外階段を降りないと屋上BBQテラスやそこからの見上げる鉄骨の眺めも通り過ぎてしまいがちでもったいない。
外国からの友人を接待するのに明るいうちに東京タワーん登り一旦降りてから「とうふ屋うかい」で食事をし、食後にまた夜景を楽しんだ後に外階段を降りて食後の腹ごなしというのも密度高く楽しめるプランになるかと思う。
個人的にはスカイツリーよりもおすすめ。