2年かけて産卵させ幼虫から育てあげたミヤマクワガタ。手の上に乗せて動き回らせるのが少し痛くくすぐったく、可愛い。
クワガタの最大の可愛いポイントは触覚だとようやくわかった。立派な大顎がクワガタの見どころなのは間違いないが、可愛いと思うのはフワフワと動く触覚。異論は認めない。
小ぶりなミヤマは元気に動き回る。
一番大きい個体は無事に綺麗に脱皮したが原因不明の予後不良で亡くなってしまった。内部は腐りかけていたので難しいかもしれないが標本にできるか試みてもらうために「むし社」に預けてある。
幼虫期間が2年と長いのでもうミヤマクワガタのブリードはせずに家仕舞いさせて頂く。何せ2年後には息子たちの関心は無くなっていそうな気がする。
私の陶造形ではクワガタの触覚の魅力が全く出せていないと反省させられた。
私が思っていたよりも倍近く触覚は長く存在感がある。今までの作品を作り直したい。