陶蟲夏草鉢「オパビニア」造形

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子供の落書きのような、コンセプトの迷走したような、太古の海の生物。時代的にはアノマロカリスと同じくするカンブリア期の生物。
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作りながら、「おいおいふざけてるのか?」と言いたくなってくる。5つの眼を持った生物なんて初めて作ったように思う。
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ホースのような触手というか腕を一本持ち、その先には鋏があって獲物を捕まえ、口に運んで食べる。ホースのような口ではなく、口まで運ばねばならない。しかも腕は左右の対ではなく真ん中に一本。欠損したらもう死んでしまうのだろうか。
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やたら多いヒレもよくわからん。移動性能は高いのだろうか。尻尾にもシャコのようなエビのような尾鰭がある。アノマロカリスに続いて、空想妄想冬虫夏草を作ってしまった。
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乾燥させるムロの中がなかなか強めなビジュアルになった。

 

小窯で素焼きするためにももう6作品ぐらい作らないといけない。次は何を作ろうか。

 

作っていて楽しい珍奇生物も良いが、粘菌に侵され腐食した冬虫夏草らしい作品を気合を入れて作りたい。