横浜夜景

横浜は思い出の多い地

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でも赤煉瓦倉庫での思い出はほとんどない。
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久しぶりに来てみたら、赤煉瓦倉庫の間のスペースには大きな人工砂浜があると思っていたのだがなかった。あるにはあったが裸足になることを禁じられたわずかな砂場のみ。宮下パークの屋上にあるビーチフラッグ競技を開催できるようなものではなかった。
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それでも1200円もするかき氷を注文してみたら、パインのアイスクリームと果肉が乗り、シロップも煮詰めたパイン果汁のようにしっかりとしたもので味は予想外に美味しかった。そろそろ自宅にもかき氷マシーンでも必要な暑さかもしれない。

 

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アパホテル横浜ベイタワーにチェックイン。

チェックインカウンターは大行列のバーゲン会場のような有様で少し殺伐としていた。2019年開業のアパとしては最大規模の2311室を誇る大規模ホテル。チェックイン時に清算するスタイルでチェックアウトはカードキーを回収箱に入れるだけ。チェックアウト時に混雑するよりも効率は良いのかもしれない。

一見豪華なロビーは黒、金、シャンデリアでここまで来ると下品と思えた。

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部屋はスーツケースを広げられない狭さで大型スクリーンに大浴場の混雑状況からwifiパスワード、VODなど情報が詰め込まれている。歯ブラシやスリッパなどアメニティも揃っている。空間の快適性は皆無だが大浴場は温泉で浴槽も広く、温度の異なる浴槽が5つに壺風呂、マッサージ風呂。眺望はないものの風が感じられ気持ちが良かった。小さな花壇の草を眺められるだけでも癒される。

52期増収増益、23年度は売上1900億円ほどに対し純利益370億円という超優良経営の理由が垣間見える気がした。

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一泊素泊まり9500円かつ子供も大人料金というけして安くない値段だが一見豪華そうに見えるロビーなどの公共部と満足感のある大浴場に眺望の素晴らしい最上階レストラン。メリハリが効いている。

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浴場にも金のチェーンをつけたままだったり、刺青が背中一面に入ったあちら系の客がわりと多い。チェックイン時にも現金カウンターが多くそちらを希望するヤンチャ系の客が多いことにも気づいた。なるほど、黙認しているのか。

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アパ横浜ベイタワーの立地はとても良く、馬車道駅から近く、赤煉瓦倉庫やワールドポーターズなどみなとみらい駅からは遠かったエリアへのアクセスが良いのが嬉しい。


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ワールドポーターズの1階角にあるグリルとビールの店へ。席間の距離が広々としていて良い。
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前から気になっていたヒューガルデンのロゼを飲んでみた。とんでもなく甘ったるい。人工甘味料の嫌な後味が残る。キレの良いブロンドビールがブランドエクイティであるヒューガルデンにも関わらずこの甘ったるさはどうなのだろう。そういうのを好きな人はリンデマンスでも飲むだろうにヒューガルデンが作る意味はあったのか。

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たまにはハンバーガーをがっついて。横浜だと和食よりもこんなアメリカンなジャンキーなものか中華を食べたくなる。

 

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息子と2人、夜景の中のローラーコースターと観覧車に乗るために繰り出す。

思えば大学生の頃のデートは横浜が1番多かった。生後1年の息子を連れて京都から関東に引っ越す際に泊まったのもランドマークタワーのロイヤルパークホテルで窓際をハイハイしている写真が残っている。無料でベビーカーに乗せた赤子を連れて散策できる野毛山動物園にはだいぶお世話になった。家族でお出かけといえば横浜が多かった。
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金のない大学生時分で4000円とか6000円のディナーなんてのは年に数回の誕生日やクリスマスなどの特別な日だけのものだったと思う。手の届かないキラキラしたものが溢れている印象だった。

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10年前はコスモワールドのローラーコースターや他の乗り物は少し古びた印象でこのまま寂れていくのか、いつ取り壊しになるのかと斜陽な重い気配があったが、2024年8月現在はローラーコースター「ヴァニッシュ」は70分待ち、大観覧車「コスモクロック」は50分待ちの大盛況。随分と久しぶりにコスモクロックに乗ってみたが子供が高さに怖がるほどに眺望が良かった。港湾の中にあり、ランドマークタワーやアパなど高いビルがあっても適度に距離があって開放感があるからかもしれない。前回乗ったのは結婚前かもしれない。結婚前の妻は黒いコートを着ていたのを思い出した。だから冬なのだろう。
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海外旅行客や学生、若い家族で大賑わい。
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エアキャビンという水平距離に移動する観光ゴンドラが新たにできたりとまだまだ現役感に溢れていて嬉しくなった。
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生活の息吹は全く感じない観光地だが、こうして見るとフォトジェニックな街だなと思う。
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パシフィコ横浜に一度泊まってみたい。エアキャビンもまだ乗ってないし、まだまだ横浜でやることは残っている。

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