清雲寺の桜、秩父SLからの国民休暇村

今まで足を伸ばさずにいた方角へ家族旅行。南伊豆の国民休暇村村が幼児連れには最高だったのでアウトドアリビングという新設客室のある奥武蔵の国民休暇村に行こうという話になった。 なかなか効率よくいろんな要素を散りばめられた旅程となった。 清雲寺の…

散りゆく桜

今年の桜も終わり。花弁が散った後の、空を掴もうとしている細い手のような萼にも味わいがある。 葉桜も爽やかな新緑が入り乱れて清々しい。 波状に咲いていく。 同僚の友人には年柄年中、桜花を追いかけて日本全国を流れていく人がいるらしい。桜前線ととも…

咲き乱れる花壇。グロ美しい大輪チューリップ。4月の緑道

今週のお題「お花見」ということだが、何も桜だけでなくとも良い。色様々な花を眺めながら酒を飲むのも気持ちの良いもんだ。 機会を伺い、示し合わせたように一斉に動き出した花壇。 中でも目を引くのが縁が鋸様な花弁のチューリップ。まるで多肉植物のフォ…

希少な皇居内の桜見。まるで品種博覧会のよう。

今週のお題「お花見」とのことだが、この時期はFacebookもInstagramも日本の友人は桜の報告で溢れている。綺麗な桜を観たら投稿せずにはいられない我ら日本人。 今年は3月24日〜4月1日まで公開しているという皇居の坂下門から乾門までの750mほどを歩いて通り…

枝垂れ桜はこんなに綺麗なのに

来る人、去る人の増える季節。惜しまれながら送り出されている人が、内実はカウンセリングアウトと呼ばれる退職勧奨だったりもして内情を知る立場にあると、「辞められてしまうなんて残念です」なんて常套句も上辺だけの偽善的な言葉になり、言えなくなる。…

サクラ咲ク アネモネ乾ク

3月の寒い日は2月の寒い日とは同じ気温でも確かに違うのだな。帰国するともう桜が咲いていた。 椿と書くだけに春に咲く品種がやはり多く、完璧な容姿の花を咲かせていた。私の好みは侘助のような藪椿で出雲大社という品種が一番なのだが、道端でこんな大輪…

上海の手描き陶器店 Zen Lifestore

陜西南路の地下鉄駅前にはiapmモールという新しくて巨大なショッピングモールがあるのだが、この中には日本のどこでも手に入る高級ブティックばかりで買い物する魅力には乏しい。モールの中の玩具売場も輸入したそのままの英語表記のレゴや日本語表記のトミ…

高円寺 越後屋の菩提寺。石仏と蓮が見事な「真盛寺」

小さな寺が多いがここは広く静か妙法寺と続けて寺巡りに良い石仏と蓮が見どころ 杉並区で第三の広さを誇る寺院なのだそうだ。延宝元年(1673年)に三井高利が江戸・日本橋において創業した越後屋の菩提寺になっており、俗に「三井寺」とも呼ばれているとか呼ぼ…

高円寺を代表する廃屋

高円寺を代表する、という形容の仕方があるのか知らんが、遺跡廃墟好きには必見の一角。 高円寺の由来ともなっている宿鳳山高円寺の並びにある。高円寺一番を推すのは廃屋の朽ち具合の風情もさることながら、廃屋を支えるように立つ桜の大木。高円寺で写真家…

春紅葉の美しさよ 中国印度出張が億劫

山科疎水、南禅寺、大徳寺、銀閣寺などから採取した種を実生で育てている株が10ほど混生した鉢。混ぜこぜなので、どの株がどの寺からのものなのかわからなくなっている。 「紅爪」品種のように縁が紅く芽吹く伊呂波紅葉は好みだ。 これは「乙女桜」という名…

散る桜 悶える犬猫

萌える若葉に桜色は毎年でも見飽きぬ新鮮さ。桜は散りかけが良い。春らしい春ってのは4月のことなのだな。 桜は 枝垂れ。紅枝垂れ。染井吉野より風情があるし、小振りでも存在感がある。 硝子細工のような透過性。 陽気の下で体を投げ出してきた。首輪をつけ…

葉桜

駆け抜けるように桜は咲いて散って。 黄緑の若葉混じりの桜というのもパステルカラーで春だよな。 一眼レフで撮らなくなったな。心置きなく写真を撮りたい。

小川の桜トンネル

久しぶりに晴れた。 おもむろに普段降りる駅より一つ手前で下車して歩いてみたら、小さな川にぶつかった。 数百メートルにわたって柵の内側に枝垂れ櫻が植え込んであり、桜のトンネルを作っている。枝が川に落ち込むように植えられていて、通行の妨げにはな…

京都と東京の桜比較

東京にも桜の名所は多いし市街地にも桜の樹はちらほらある。 天気に恵まれず青い空を背景に桜を楽しむ機会に今年は恵まれていないこともあるが、東京に引越してから目の覚めるような桜の景観に出会えていない。 東京の桜の名所の特徴は花火何万発という花火…

桜の哲学堂公園とフェリーチェ

-来年の4月第1週の昼はフェリーチェを予約しよう。 桜が満開の貴重な週末なので、天候は雨がやんだ程度の曇天だが出かけることにした。 中野駅前通りの桜並木の下をひたすら北へ哲学堂まで。昇り下りがあるので桜並木が遠近法で延々と続く角度が時折あって楽…

竹林奏

八幡山公園 越後鶴亀純米酒のラベルが花見に最適

越後鶴亀の純米酒は特別に美味しい酒でもないと思う。しかしこのラベルを見たら花見に持っていく酒はこれしかなかろうと。酔鯨でも春鹿でもないのだよな。時には酒の味以上に目で酒を楽しむことがあったって良いではないか。 デフォルメされた丸みを帯びた鶴…

桜の熱海城

歴史的な由来も何もないコンクリートでできた観光城。

伊豆山神社

伊豆の地名のもとにもなった由緒ある神社。850段以上もの石階段の参道を登った山裾に鎮座する。 塗りなおされたばかりの木彫が目に鮮やかで素晴らしい。魔を退けるような色の組み合わせ。 豆桜の美しい境内だった。 この神社特製の御朱印帳の意匠が強烈で面…

枝垂八重桜

違和感に気付いた。一般的な桜は散った後に新緑が芽吹く。葉桜もあるが葉桜の枝垂八重はあまり見かけない気がする。 だから桃色と若葉色が空間を点在して埋めるこの眺めが新鮮に映ったのか。ピンクとライムグリーンだなんて瑞々しくて華やかな組み合わせじゃ…

硝子のような桜 花びら

無職となって1日目。それでも毎日ヒゲは剃るべきかなどどうでもいいことを考えて一日が始まる。 染井吉野が咲き乱れるのも綺麗だけれども、山桜や矮小品種の桜というやつも良い。木陰の中で逆光を浴びて輝いて見える。 この硝子のような硬質で透明な質感は染…

廃墟温泉桜

息子をつれて、周辺を散策した。蒼の山荘の先には河鹿荘という廃業した温泉宿があった。宿の軒先の桜が見事で輝いて見えたのでふらふらと誘い込まれてしまった。 玄関先に黒い塊。まだ体温がありそうな毛の塊は土竜だった。裏返してみると蛆も沸いておらず、…

4月27日からこの牧場では桜祭なのだそうだ。八重で遅咲きの桜が植わっている。 なるほど、世間一般にはクローンの染井吉野が植わっている処が殆どで、比較的に山桜系の多い京都でも同じ期間に集中して咲き、散ってしまう。せいぜい、二回の週末が旬。そのう…

桜も観ぬ間に

慌ただしい。たった一時間、いや半時間でも桜の前に座って眺め続けるだけでも満足するのだが。 まだ、蕾だなと思っていた桜も、週末の嵐で早くも散りかけている。 背丈ほどの枝垂れ桜の鉢を家に置いて仕事から帰宅した夜に愛でるのが手の届く贅沢か。

櫻滝 東寺

唐、天竺、泰国から二十人ばかり来客があった。折角だから金曜日の夜の限られた時間だけでも京都らしい場所に行きたい、可能ならば桜を観たいというので幾人かを東寺に連れて行くことにした。 草津に帰るに便利で、京都駅から近く、夜間拝観しており、不二桜…

国花

実は日本の国花は他の多くの国と違い、法定されたものではないそうだ。慣習としての国花が菊、もしくは桜なのだという。 他国の国花を調べてみるのも面白い。ブータンの国花は青い芥子だという。さすが幸福度を国家指標にする国だ。幸せな気分になるのに芥子…

桜守 佐野藤右衛門邸の桜畑

桜守と呼ばれる人が京都にいる。円山公園の大枝垂桜を始め京都の寺社仏閣の桜の銘樹で桜守に看られていない桜はないとすら言われる桜の専門家で当代で十六代目になる。 昔、テレビのドキュメンタリで細川元首相の鎌倉にある寓居の桜を診に佐野氏が訪れてあれ…

桜と写真

生憎の曇天だった。これが澄みきった青空ならばどんなにか桜が映えることだろう。逆光気味の透過光が美しいのだから。 曇り空の中、毘沙門堂、平安神宮、将軍塚、広沢池、佐野藤右衛門邸を訪れてまわる。白んだ空を背景に白い桜は全く冴えない。佐野邸を出る…

山科疎水の桜

平凡な光景だけれども、幾年か先に京都の地を去って一番懐かしく思うのはここかもしれない。幾度となく犬を連れて往来した道。

将軍塚

山頂は桜の海のようだった。 車でしか行けない為、さほど観光客は訪れない将軍塚。リードを放しさえしなければ犬も連れ込んで自由に散策して良いので散歩するのに気持ちが良い。春京都の犬散歩の穴場に認定。 和気清麻呂が桓武天皇をこの山頂に連れて来て、…