素焼き窯出しと親子陶芸教室開催

シルバーウィークということは祝日がたくさんあり、それは子供が休みだということ。つまり家にいるわけで、外に遊びにつれて行けとせがまれる日々ということだ。


早朝から3km先の荻窪の大田黒公園に子供達と自転車で行き、素晴らしい日本庭園で錦鯉たちに餌をあげて遊ぶ。

そして杉並区中央図書館で各々好きな本を読む。子供達が図書館が好きなのはありがたいし、私としても時間の使い方として大歓迎だ。

そしてスシローで子供の食欲の成長を積み上げた20皿に強く実感。

午後は自分も陶芸作業できるかもしれないと思って子供達を連れて工房に立ち寄った。日曜日は他に誰も来ないので感染禍ではありがたい。


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完全親子陶芸教室状態。

素焼きのやすりがけ、スポンジでの粉の拭き取り、鬼板での模様描き、撥水剤筆塗り、釉薬を攪拌して施釉し道具を洗って片付けるまでをそれぞれやってもらった。

長男の深碗はマグネシヤマットのドブ漬け、次男の浅碗はトルコ青の筆塗り。


私も素焼き完了後の窯出し。

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小窯は私の作品しか入っていないので気楽だ。十分に乾燥させているし空気が閉じ込められるような作り方はしていないので爆発する可能性は低い。

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電熱線も破損異常なし。工房主に報告をして窯を閉じる。

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依頼製作中の団子虫鉢も異常なし。

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宇宙人のような一角も。

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筒鉢に期待大。白い鉢にする予定だが割れ目の中だけ鮮やかな色を忍ばせたい。山羊もかなり楽しみな途中経過。


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制作依頼品の鉢も素焼き完了。異なる土の質感がしっかり出ている。収縮率も大きく異らず破損することもなかった。

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絶えず子供達に聞かれたり答えたりしながらだったのでこちらの作業をする気にはなれなかった。


子供達からは次は轆轤を回したいとの熱烈リクエスト。準備する親としては片付けなんかも面倒なんだよな。子供としてはそりゃ楽しみなのはわかるけれども。


集中せずにできる簡単な釉掛け2品だけで終わってしまった。連休中に作業できるだろうか。