お玉杓子から蛙へ

4月6日蚕糸の森公園から採集

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10匹持ち帰ったのだが採集当日に既に弱っていた個体は翌日、仲間に喰われていた。弱っていて死ぬ前に喰われて絶命したのか、既に死んだから仲間を喰ったのか。

 

4月25日
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後脚が出てきている。餌は泥鰌の餌をあげたり、煮干しをあげたり。煮干しは塩分を含んでいるが全体の水の塩分濃度を上げるほどではないだろうから気にせずあげている。

 

5月6日
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早熟な個体に前脚が出てきた。緑の藻が生えてきた。汲み置いた水にほぼ全量を定期的に入れ替えているので水は綺麗だろうから放置している。植物性の餌というか補食がわり。

 

ただ前脚が出てからは尻尾を養分にして吸収していくらしく餌は要らないのだとか。不思議な生態。

 

5月13日

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既に蛙へと変態を完了して水上に上がり、プラケースの壁に張り付いている個体もいる。尻尾も消えてなくなっている。とはいえ、まだお玉杓子のように黒い。

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この個体もあと3日ぐらいだろうか。

 

5月15日

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小蝿やらを採って給餌するのは嫌なのでお玉杓子を捕まえた蚕糸の森公園の池に護送。
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池の中に放ったらこちらに泳いできた。まさか飼主に懐いているなんてことはなかろうな。達者で暮らせよ。

 

5月20日

全部、蚕糸の森公園の池に送り届けた。