事故渋滞

高速道路を運転していて疑問に思うのが右へ左へと車線変更を繰り返す車。ほんの少し隣の車線が進むのが早いからと車線変更をするのだが追越車線から走行車線に移ったものの、その先に遅い車がいていつの間にかまた追い抜かれるようなことを繰り返している。

 

人よりも少しでも先に行きたい、少しでも得したいという欲か。前の車を煽るように車間距離を取らずに走る車。

 

必ずしも運転が上手いわけでもなく、単に堪え性が無いというか忍耐力がない人が多いようで、強引な車線変更で後続車にブレーキを踏ませ、それが後続車の速度低下に繋がったりする。その最悪な行き着く先が事故だ。

 

往路で朝5時ごろに複数台の玉突き事故があったそうで数時間の事故渋滞となっていた。

復路でも玉突き事故の車両を7台路肩に見た。同じ進行方向でボンネットが激しく陥没するような追突事故はどれだけのスピード差があったのだろう。

 

ほんの数分の短縮を求めて車線変更した挙句に数時間の事故渋滞を引き起こす。追い抜くためにスピードを上げたり詰まってブレーキをかけることもなく、下り坂も上り坂も一定の速度でみんなが走るように心掛ければ渋滞は起こりにくくなるはずなのだが。いつまでも賢くなれない、世代交代して知恵も教訓もリセットされ続けているような私達の性をそこに見てしまいげんなりする。腹が立つというか悲しくなるというか、渋滞の前触れのような車線変更車や煽り運転車を見たくないから、もうできるだけ電車で旅行しようかと思う。

 

ちなみに偏見も混ざるのかもしれないが、事故車で多いのはボックスワゴンやミニバンが多い気がする。全体数が少ないことを差し引いてもポルシェやアウディ、レクサスなどの事故車はほとんど見たことがない。フェラーリやポルシェが事故を起こしていたらそれ見た事かと狭量な庶民の私は思うのかもしれないが、実際にはミニバンやボックスワゴンなのだよな。偏見かもしれないが。

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