陶蟲夏草鉢 1〜7蟲造形

大和兜虫 幼虫

大雀蜂

三日月角

象虫

蚕蛾

 

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何故か今までカブトムシは成虫や蛹ばかり作っていたので初めて幼虫に挑戦。
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案外、楽しいしそれなりの手応え。脚を繊細に作るだけで体の造形が単純でもそれなりの写実性を纏ってくれる。腫れるように膨れた腹とそれが食い破られるかのようにして生え出る菌子実体。甲虫の成虫にはない質感がある。
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これは陶で菌子実体を加飾せずにシンプルに植物が力だよく生えてくる姿でいきたい。もう2〜3頭作って習得したい。
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こちらは蛾。
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蛾の目先には小さな菌子実体を添えた。
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オオミズアオのような長く伸びて垂れた後翅が肝なのだが焼成に不安がある。
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こちらはオオスズメバチ。頭が大きすぎたのではないかという懸念が消えない。実際にかなり頭は大きかったりもするのだが数ミリで印象が変わってしまうのだよな。
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触角がいつ折れてしまうのか。
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イナゴ。冬虫夏草化した姿を想像しやすい蟲でもある。
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そしてミカヅキツノゼミ。小さく作ってみたが脚の付節のディテールが弱い。少し手直ししたいがもう遅いかもしれない。
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ゾウムシ。開口部も大きめに作った。

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そして蚕蛾。触角と翅が薄いので強度に懸念がある。形としては悪くない。
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ここからはオベサが植えられそうな開口部がかなり大きい鉢、そして強度が高そうな甲虫をいくつか増やしていきたい。