ベッドの真横のガラス張りのシャワー室の謎

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今回の宿はマドリッドのAC hotel atocha。マヨール広場、アトーチャ駅などに歩いて行けるので悪くはない。1泊150€朝食込みなのでロンドンに比べたらだいぶ安い。
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基本的にはモダンシックな内装で文化的面白みには欠けるけれどもビジネス出張に使うには清潔快適なホテルだ。
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部屋はこんな感じでキングサイズベッドが1つ。
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奥にはデイベッドにもなるようなソファもある。
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無料のネスプレッソマシーンも。紙コップであることだけ少し残念。
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面食らったのがこのシャワー室。なんとベッドのすぐ横にあって全面ガラス張り、中にカーテンなど目隠しが無い。
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ベッド側から見るとこんな感じでシャワールームとしてはかなり広々ともしている。

もし異性の友人と同室していたら大変に気まずいに違いない。同性の友人と旅行して同室している場合も気まずい。一緒に旅館で風呂に行くならともかく交互に互いの裸を見たくはない。

 

欧州にはラブホが無いと聞く。なのでカップルで泊まる際に人気な盛り上がれる仕様なのだろうか。つまりベッド側の人がシャワーを浴びている人を見られる仕様説だ。

この話を同僚にしたところ、彼は私が想定していなかった「シャワーを浴びている人が室内を監視できる仕様説」を唱えた。Tinderなどの出会い系アプリが増え、パパ活のようなものも増え、一期一会の関係での利用もある。シャワーを浴びている隙に財布を取られて逃げられるなんてこともあると。その不安を払拭するためにシャワーを浴びながら室内の様子を確認したいニーズに応えられる仕様なのではないかと彼はいう。

 

その発想はなかった。コペルニクス的発想転回というと大袈裟か。真相はどちらだろう。独りで使う私には関係ない話だがこんなビジネス客がターゲットのホテルでベッドの真横の透明シャワー室は驚きだった。
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朝食はプロシュート、チョリソーの種類がやたら豊富。チーズも豊富。さすがスペインだ。
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スペイン風オムレツが美味だった。クロワッサンだけでなく穀物ぎっしりの黒パン、雑穀パンもあって嬉しい。
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Semi cuandoという半発酵チーズが美味しい。これを買って帰ろう。