近くの小さな公園へ。なんと100年に1度見られるかどうかという蝉の大行進状の羽化が見られた。太陽系惑星が一直線状に並ぶような怪奇自然現象。
吉兆なのか。
全体で一つの意識を共有しているかのような大行進跡。
というのは作り話。
大きな樹の枝先に無数の蝉の抜け殻がぶら下がっていたので息子とそれらを集めて幹に並べた。これを見つけた人はビックリするかもしれない。
自然状態でもこの有様、この密度。
我も我もと地中から這い出てきてノソノソと幹を登り羽を伸ばして飛んでいく。捉えようによってはホラーにもシュールにも感動ドラマにもコメディにも思える。
夏の風物詩。