ジョギングで前を走る際に気になっていた高円寺の古民家でカフェが開店していた。昼ごはんも食べてない13時だが入るしかない。
惚れ惚れする好みの古民家。高円寺にもこんな家があるとは。欲しい。こんな家を買って住みたかった。
東京で一番繁盛している銭湯とも言われる高円寺「小杉湯」離れという位置付けらしい。小杉湯隣りのメンバーはコワーキングスペースとして使えるそうな。
三畳間の席。
アメリカの大学を卒業したという日本人母とアメリカ人の父を持つ若いお兄さんと、アメリカの大学で知り合ったという岩手出身のお兄さんが運営していた。
居間の2人がけ席。
平日は他の仕事についており、週末に個人事業主として営業しているそうな。副業は他社の従業員となることは禁じられているが個人事業主としてならば許容されているらしい。
この簡素なスタンドで珈琲を淹れてくれる。
私がお邪魔したのは庭に向いたゆったりとした席。
店員のお兄さんも横に座って友人のように雑談。緩くていい。学生の頃の旅の話とかをした。コロナが早く終わらんかな、外国人旅行者が高円寺の街にも戻ってこないかな。そんな話をダラダラとした。
夢に溢れるお兄さんと話してなんだか元気が出た。
ゲイシャというパナマ珈琲を淹れていただいた。シングルオリジンの深みのある味。700円。
不定期ゲリラ営業かと思ったが、毎週末営業しているらしい。平日勤務に加えてすごいバイタリティーだ。小杉湯離れは何かが生まれる場所になるのかもしれない。