来られたのは3ヶ月ぶりか。高円寺のお気に入り隠れ西洋古民家カフェ「こころみ」。
そういえば、ここでは月終わりに蕎麦の会を催しているのだった。前回は常陸秋蕎麦や福井の蕎麦の食べ比べだったらしい。
今週末は「純喫茶フェスティバル」なるものが催されており、各地の純喫茶が集まって珈琲を淹れてくれ、飲み比べができるらしい。
で、来てみた。
日本各地の純喫茶店が集まって「こころみ」を貸し切っての純喫茶祭。
阿佐ヶ谷から「ブネイコーヒー」、西千葉から「純喫茶シノダ」、東久留米から「EAST AND WHITE」、梅島から「maruca coffee」、高円寺から「momomo」などなど。
5枚綴り1000円のチケットを買い、飲み比べられる。
参加して経年変化したポットがカッコいい。ネルドリップ。複数店舗の拘り珈琲を飲み比べられるのが嬉しい。
珈琲以外にも恵比寿の「つなし」という和菓子屋さんや高円寺「momomo」のケーキ類も頂けるとのこと。
美味しそう。目移りしてしまう。なんてフォトジェニック。
焼印の和柄が好み。打ち出の小槌、藤、稲穂、桜、梅。つぶ餡、胡麻餡のもなか。お土産に買って帰った。
お二階の和室ではケーキやタマゴサンドが売られていた。ラムレーズンバターサンドケーキなんて罪深いケーキ、初めてみた。抗うことができなかった。そして罪深い味だった。
ラムレーズンを息子に食べさせるわけにもいかず、息子にも買う羽目に。息子は完熟バナナのアーモンドケーキを選んだ。味見させてくれず。
新緑の時期、「こころみ」の特等席。逆光で輝く大きな葡萄の葉と日々、大きくなっていく実。
美しい緑を楽しみながら、丁寧に淹れられた拘り珈琲を飲み、美味しい和菓子や洋菓子を頂く。なんて素晴らしい企画。またやってほしい。
複数の喫茶店を集めるのは大変だろうから、喫茶を二階で利用できるようにしてほしい。「こころみ」のデザートも美味しい。
さて、多肉植物、仙人掌好きに朗報。庭には仙人掌が大きな蕾をつけている。
ドラゴンフルーツに近い種類か。火を吐くドラゴンのような真紅の蕾。
咲いたら桃色が出てくるのか。
もっと頻繁にくるべきだな、「こころみ」。
純喫茶フェスティバルは6/9まで。