高円寺駅前に新たに2店舗ものタピオカ専門店を見つけてしまった。安易な模倣、お互いの我慢比べ、チキンレース。コンビニのドミナント戦略然り、閉鎖的な削り合いばかりやっている限り、日本の経済は発展しないのだろう。もう少しリスクを取って自分のやりたいことをやれば良いのに。
朝は2時間ほど泥漿作り。透光性磁土の泥漿が水分過多だったので石膏版に水を吸わせる黙々とした作業に1時間半。さらに信楽白土を泥漿にして鋳込むまで1時間。こういった地味な下準備が時間がかかる。次回にはついに透光性磁土を用いた鋳込みに挑める。
熱帯魚水槽の投げ込みフィルターカバーの素焼きが終わっていた。
取り敢えず、ゴシック建築のヴォールトを見て真似てみたかった。この建物の窓から緋泥鰌や大和沼蝦は出入りしてくれるだろうか。
この見晴台の上にフレークを乗せ、そこに大和沼蝦が食事に来てくれたら最高だな。投げ込みフィルターから出る空気が窓から果たして出てきてくれるか。
タタラの上に作品を乗せて焼くのが無難だそうだ。マグネシアマットを筆塗りして、屋根は渋柿釉のモノトーンにしようか。
削りカスを再利用した瓦礫鉢。手元にあったY字の瓦礫鉢は展示先で図らずも売れてしまったので再度作った。
角を鋭くさせてみた。またY字も作ってみるか。何を植えようかあれこれ考えるのも楽しい。
生掛けのマンガン窯変釉で仕上げよう。
緋泥鰌のシェルターを作ってみた。下から入ると、内部が螺旋状になっていて2階から顔を出す仕組み。
天井。ヒビだらけにした。ここにウィローモスを巻きつけたいのだよね。活着しやすくなるかと思い、ひび割れに仕上げにしてみた。
豆鹿頭骨鉢も二つ、素焼きが終わっていた。
現在、製作中の豆鹿頭骨鉢は素焼き待ちの一つを含めて6つ。素焼き済み2つ、乾燥済み2つ、整形済み2つ。なんだか手工場のようになってきた。
五号にはマグネシアマットをドブ漬け施釉してみた。印象がぼやけてしまうようならば、骨の輪郭に鬼板を線描きして還元焼成で二度焼きしようかと思う。
六号にはトルコ青結晶釉を筆塗り。下半分は塗らずに陶肌を露出させている。
七号にはトルコ青結晶釉を筆塗りし、菌糸の胞子嚢部分にマグネシアマット。
八号には鉄絵で輪郭を描いた上に一号透明釉薬、これは還元焼成。
九号には鉄絵で輪郭を描いた上に辰砂をドブ漬け。
素焼きされた団子蟲鉢。丸々としていない角張った団子蟲。その頭を逸らした表情にしたかった。団子蟲なりの逸らし。
マンガン窯変釉を濃筆で塗った。厚掛けしないと霞んだ緑色に気持ち悪く発色するので3度塗りした。そうなると釉薬が垂れて棚板にひっつく懸念が増す。無事の焼き上がりを祈るばかり。
月世界のようなマミラリアを植え込みたい。
さあ、無事に焼けてくれるか。