今年の秋の週末は天候に恵まれているようなので連続してまた山へ。今回は山梨の大菩薩峠へ来た。
この季節は仕方がないのだろうか。先週同様に午前中から中央道下り方面は高井戸らへんから八王子近くまでそして相模湖周辺、小仏トンネルと激しい渋滞。空いていれば2時間115kmの距離を3時間半かかった。なかなかキツイ。
私は初めてだが息子達は幼稚園の年中で2人とも登っているので2回目になるのだが覚えていないのだそうだ。この思い出も中学生になる頃には忘れてしまうのか。それでも遊びに連れ出すのが父親の役目よ。
11月中旬だが正午すぎにも関わらず霜柱が消えずに登山者の戯れに踏まれながらも残っている。気温は4℃程度。夜はもう氷点下になるのだろう。
尾根に出ると素晴らしい大菩薩湖と富士山の景色が現れた。大菩薩峠が人気の百名山の理由がわかる。東京からアクセスがしやすく、登山コースも初心者向けは3時間程度から中級までアレンジが可能。そして尾根の眺望が開けていて富士山の勇姿を眺められる。
十分な広さがあるので多くの人がお湯を沸かして珈琲を飲んだり、カップ麺を食べたり。登山で一汗かいて山頂から眼前に富士山を眺めながらカップヌードルを食べる。なかなかこれ以上に美味しい食べ方は少ないのではないか。
さらに尾根伝いに岩場を登っていく。子供の目線だとさらに険しく感じるのだろうな。
雷岩まで登るとさらに富士山の裾野まで綺麗な稜線を眺められる。あと1時間早く登山を開始できていたら、雷岩で昼御飯でも良かった。雲一つないこれぞ秋晴れ。
それにしても美しい山よ。富士山は標高故にではなくその勇姿と存在感ゆえに日本一なのだと思う。日本一の山が富士山であることを誇りに思う。
そして大菩薩嶺の山頂への道が続く。山頂には木々があり眺望が無い。この雷岩が素人的には山頂みたいなものだ。
パノラマで撮ったので完全に水平に繋がる2枚なのだが眺望の開放感が伝わるだろうか。
来て良かった。また来たい山だね。
登山口から30分ほど登った山荘にはキャンプ場も併設されていた。なかなか自然味たっぷりのサイトでキャンプ場まで背負って持っていける道具だけでのキャンプサイトなのでごついテントも焚火台も見あたらない。山キャンプの練習場のような場所に思えた。
私の記録ではなく、あくまで参考として。
大月IC方面からの道中にある嵯峨塩鉱泉も泊まってみたいと思っていた温泉宿。
大きく額縁のような開口部から山の緑が大迫力に眺められる内風呂。露天風呂だけでなく内風呂も魅力的な宿は少ない。
そして私の好物な内装の建物。1泊2食付17600円の上等な宿。妻が来ない旅で良い宿に泊まるのは気が引ける。次回は家族全員で大菩薩峠に登り、嵯峨塩鉱泉に泊まりたい。
次回
春の平日など中央道が混まない日を狙う。
容量の大きな鍋を持参してもう少し豪華な昼食。
大菩薩峠の登山コースをもう少し中級にステップアップ。
嵯峨塩鉱泉に宿泊して心ゆくまで寛ぐ。