芳香に驚いた雲南産珈琲豆。都立家政「Calida Coffee」


都立家政駅前商店街の居酒屋の営業時間外の昼間だけゲリラ営業する「Calida Coffee」。

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油煙でこってりと光る招き猫が迫力がある。しかしカフェを開いているのは若い姉妹と思しきお姉さん2人。招き猫とカフェメニューのギャップが激しい店。

 

前回たまたま立ち寄ってカレーを食べた。その時、隣の人が次回に食べたいものとしてキッシュをリクエストしていた。私もザッハトルテをリクエストしてみた。

 

今回、たまたま通りがかったらちょうどゲリラ営業していた。なんとキッシュがある。ザッハトルテまである。客が気安くリクエストしたものを作れてしまうなんて、大したものだ。

 

常連さんを作って、試行錯誤してそのうち自分の店を開くのだろうか。この値段と内容ならば私は常連客になりそう。陰ながら応援している。

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今回、雲南の発酵させた珈琲豆なんていう初めてみるシロモノがあったので頼んでみた。マンダリン、グアテマラなど珈琲豆の産地はなんとなく聞き覚えのある名前に限られていると思っていたが雲南は初めて聞いた。

 

味わうと斬新な喜びで紅茶に対するベルガモットフレーバーティーのように味わったことのない香りの珈琲だった。雲南の天空農園という標高2000mの高地で栽培した豆で、発酵の発想はプーアル茶の産地だからこそのものなのだろう。

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しかもザッハトルテととても合う。驚くほど、個別で飲んで食べるよりも美味しく感じる。マリアージュというやつか。f:id:mangokyoto:20220710164536j:image

美味しいものを新たに知るのは嬉しい。

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生豆の状態で発酵させるらしい。クセがあるので好みが分かれるかもしれませんと言っていたが私はかなり好みの味だった。雲南珈琲豆、覚えておこう。