陶芸

常盤忍鉢と吊り下げ鉢3つ。

前回に轆轤で水挽きした奥の二つを削って径を合わせて蓋のように組み合わせられるようにしたのが下記の左のもの。指でこじ開けた雑な穴から植物が生えてくるようにする。 今回は室内におけるように、鉢の下に穴を開けなかった。 台座にもリムをつけて伝い落…

上海の手描き陶器店 Zen Lifestore

陜西南路の地下鉄駅前にはiapmモールという新しくて巨大なショッピングモールがあるのだが、この中には日本のどこでも手に入る高級ブティックばかりで買い物する魅力には乏しい。モールの中の玩具売場も輸入したそのままの英語表記のレゴや日本語表記のトミ…

京都仏画師によるレトロ風 乳白ランプシェードに青龍白虎。

京都にいる古美術修復にも携わる仏画師の友人にランプシェードに絵を描いてくれとお願いしていたものが届いた。ちなみに京都の社寺仏閣世界遺産なんかも修復に携わっているというと、古木のような頭に布を巻いた作務衣の絵師を思い浮かべてしまいそうだが、…

神鹿風鉢の造形完了。団子虫鉢とともに窯へ。

脚を少しばかり細くしたが、これ以上やると素焼きの際に胴体の重みで曲がってしまいそうで断念した。 細い輪カンナで毛並みの鎬を掘り入れて、信楽白土を上から塗った。造形はこれで完成。サブレッドなどの軽い種馬に対してばんえい馬のような重種馬もいるわ…

2017年の学び

次回の為に覚えておこう、とその時点では思い立ったものの覚え出せないことが増えてきた。 備忘録をつけておこう。 雑感 意識上で認識し判断するコンマ数秒ほど前に脳は物理的に反応し結論を既に下している。 基礎代謝が一層、落ちて来た。筋力増強と摂取カ…

作陶ざんまい。犬の陶板モビールと鹿鉢

今日は10時から18時まで作陶三昧。休暇の充実度が更に高まる。クリスマスの頑張りに妻が配慮してくれたと思われる。 赤土2号をタタラにし、それを犬のシルエット型に切って、爪楊枝で穴を開けて。たったそれだけのことに2時間もかかった。輪郭を綺麗に出すの…

クリスマス備忘録 幸せな幼少期の記憶になってくれるか

日本人の殆どにはクリスマスなんて関係ないだろう、と悪態をついていた時期の方が私は長い。昔の自分を棚に上げている自覚はある。クリスマスも起源は単に冬至の祭りだし、ま、いいか。私が子供の頃に比べてもクリスマスはすっかり幼少から子供たちの間にも…

鹿鉢、酒器一揃え、瓦礫鉢、鹿絵沓鉢

酒器一揃えが無事に焼き上がった。 一合入れられる酒器は発色が悪かったのでマンガン窯変釉を掛けて二度、焼いた。その甲斐あってか、貫入の入った金属光沢を帯びた濃褐色の陶肌になった。 ところにより金、黒、褐色の金属光沢が出て、光をあてると貫入が浮…

インターメディアテクと鹿

仕事の関係で丸の内に行く機会があり、1時間ほど空き時間が生まれたのでかねてより行きたかったキッテという商業ビルとその中のインターメディアテクという美術館に足を運んだ。 インターメディアテクは東京大学収蔵品が展示されたなんと無料の美術館。 お抱…

遅々たる作陶 鹿鉢、団子虫鉢、地蔵草

座り偶蹄類の多肉鉢は陶芸仲間と先生に意見を伺ったところ、デフォルメしていると思えばおかしくはないとのこと。先生曰く、デフォルメと捉えるならば胴の細さ貧弱さが気になるとのこと。鋭い。頭の小さい鹿が造りたかったが、これはもう良しとしよう。信楽…

団子虫鉢と鹿鉢の作陶

前回の赤土2号で作ったものにトルコ青結晶釉を掛けたものは、何人かの人にこれは何かと聞かれた。どう見たって団子虫のつもりで作ったのだが、伝わらないのはこちらに非がある。もしかしたら灰緑色なのが団子虫と認識しづらいのかもしれない。 そこで黒御影…

インドの宝石の都で ラッシー、草木染め、陶器に宝石

ラッシーワラ ジャイプール名物の一つにラッシーワラがある。ジューススタンドのような店構えで、素焼きのコップにラッシーを注いでくれる。 普通サイズで30ルピー、大で50ルピー。大で90円程度なので現地感覚だと少しいいお値段。少し自分に贅沢させる感じ…

窯出し作品 概ね不発で落胆この上なし

焼けたと連絡を頂いていた陶器を見に行った。作業する暇はないので、作品の仕上がりを確認するだけで終わってしまったが、もし会心の出来の作品があれば、かなり今週の沈鬱な気分が吹き飛ばせると期待していったのだが。。。 端に行くに従い歪みが酷くなるi-…

期待を外さない東京藝大祭と話題の神輿

仕事の合間に数時間ほど暇ができたので、上野の東京藝術大学の学園祭を駆け足で覗いてきた。 セネシオさんというたまにコメントを下さる方が以前、勧めて下さってかねてより見たいと思って半年以上前からカレンダーにメモしていた。 1年生による創作造形神…

作陶 鵙にサキュレント梅

夏の間、挽いては削りを繰り返していたので素焼き鉢がこんなに溜まった。 全体のお題は鬼板での鉄絵付け練習。一部を除き小さな作品にも絵付けして焼きたいと思う。 全て4号赤土で成形 1.台座付き鵙絵蓋鉢 1号透明釉 還元焼成 2.三角鎬鉢 白マット 酸化焼成 …

陶芸の内省

1.5合入れ酒器。チビチビ飲む用。鈍色の釉薬を何かしら掛けたい。収縮率が充分に加味されていなくて容量が足りないかもしれない。 これはダメだな。ジョウロ部分が不恰好すぎる。土に還したい。本体はそのまま転用して注ぎ口だけ作り直したいが、本体が先に…

削りと轆轤

蓋物植木鉢を作ってみた。脚付きの器はそれだけで立派に見えてしまう不思議。蓋があると通気性が悪くなるので植えるものを選ぶ鉢になってしまうが、乾燥気味で管理できる多肉植物用途ならではの造形でもある。 蓋には穴を一つだけ開けた。ここから茎を差し込…

鬼板で描く多肉植物

唐津のような鉄絵を描けるようになりたくて練習を始めた。 てっきり弁柄を使うのかと思ったが、鬼板という鉄化合物のほうがムラが生じて面白いらしい。恥ずかしながら、全く聞いたことがないが昔は精製された弁柄は入手が難しく、鬼板のほうが普及していた時…

久々に家でくつろぐ土曜日。多肉と陶器を夢想する。

地味すぎるけど角に見立てて植えた「緑蛇」に花が咲いている。 緑蛇が重力に逆らいながら揺らめいて立ち上がる形状は面白い。 見立て「多肉」+「生物」をシリーズ連作にしてみたら面白いかもしれない。 センザンコウとか、亀とか、ヤマアラシとか、ウミウシ…

2ヶ月半ぶりの作陶

中国出張やらインド出張やら家族行事やらで2ヶ月半もご無沙汰していた作陶を久しぶりに再会。今となっては数少ない趣味すら碌にできないのは情けない。料理を趣味にするだとか、平日の夜にできる趣味にするだとか幼児の子育てに相性の良い趣味の方が良いのか…

いつか廃墟水槽を造る為に デカン高原最強のタウラターバード要塞

気温は42度だそうだ。4から5月は全く雨が降らない。 馬鹿だ、自分は。こんな高温乾燥した強烈な日差しの下を歩いて回るには軽い綿でできたダボダボの長袖、長ズボンが正解に決まっている。サハラ砂漠のベドウィンスタイルであり、インドの長クトゥラだ。それ…

ムンバイ駐在員妻御用達 高級インド土産ならGood Earthで決まり

こんなところがあるとはね。 Lower Parelのフェニックスモールのすぐ裏手、汚い入口を勇気を出して突き進んでいくとひっそりとGood Earthの店舗がある。ムンバイには他にも2店舗あるが、こちらが品揃えが圧倒的だそうだ。知ってる人だけ来れば良い、という店…

上海で得た陶芸作品の着想

双頭の山羊鉢。殷の青銅器様式で腹にたっぷりと土が入る形状だ。ゴーラムを植えるに最適な大作になりそうだ。釉薬はマンガン結晶釉薬で渋く落ち着いた感じにしよう。 陶片を繋ぎ合わせて再生されたトルソー。染付にも手を出したい。磁器ではなく、あくまで白…

チタンマットマンガン流し鉢 X 「ハオルチア瑠璃殿」

チタンマットの上にマンガンを流して模様を描いた鉢。逆さまにして焼いたので上に流れている。なんとなく民藝風味。 ハオルチア属の「瑠璃殿」。渦巻くように葉がおよそ30度づつ角度を変えて伸びてくる。

岩陶鉢 X 「ロゲルシー」、「桜吹雪」

岩のような陶器鉢を作ってみた。なかなか面白い陶肌かもしれない。こんな実際にありそうな塊ではなく、少し非現実的な人工的な形にしてみても面白いかもしれない。 どうやら大鉢にあれこれ詰め込んだ寄せ植えというやつが好きになれない。多肉植物は同一種が…

筒林立白マット陶鉢 X 柱状多肉 希望丸、龍神木、白樺麒麟、姫将軍

径の大小異なる筒を林立一体化させた大鉢。これに植え込んでいく。 手持ちの柱状多肉を吟味した結果がこちら。白い棘に覆われた仙人掌「希望丸」、緑の肉肌の仙人掌「龍神木」、厳密には仙人掌ではなくユーフォルビア属でそこら中から枝を出す「白樺麒麟」、…

陶虫夏草 団子虫 X 「ツルビニカルプス ミニムス」

団子虫の死骸が焼きあがった。雌雄のつがいということにしておこうか。 白い結晶が析出する周囲は深い緑青に発色するのが魅力。結晶が黴に覆われたような風情で気に入っている。団子虫だから黒土で作る方がそれらしかったのだろうが、蝉に合わせて続編という…

四つ重ね筐鉢 X 「エケベリア」

12ほど穴の開いた立方体を上に4つ積み重ねた鉢。 赤土にトルコ青を刷毛塗りして酸化焼成した。どぶ漬けにしなかったので薄く飛んでムラのある仕上がりになった。化粧土のマットな仕上がりが良かったのだが、構造上、継ぎ目が弱そうなので釉薬で補強したかっ…

辰砂マンガン流し鉢 X 「キムナッキー」

赤土に辰砂の参加焼成で発色する青緑が好みだ。マンガンを表面に流すと動きが出て面白い。もう少し辰砂に粘性が高ければ流れ方に対流が生まれ渦巻いて面白くなるのだが。 リトプスを植えようかと思ったのだが、行く宛が今のところ無いクラッスラ属の「キムナ…

猪の陶製ジビエ鍋

ロアン宮の装飾博物館で見つけた逸品。これを観れただけで入場した価値があった 毛の流れまで表現された写実性に富んだ造形。舌がダラリと横から垂れ下がっている。 分類すると、巨大な陶鍋なのだと思う。耳を掴んで蓋を開けたら中から猪肉の煮込みが出てく…