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陶芸

都立家政 フェリーチェ

自転車で20分ほどの距離、都立家政駅の南側にかなり自分好みのカフェを見つけた。 ・植物に包まれている ・一面ガラス戸の光溢れた店内 ・内装に落ち着きがある ・犬連れOK、子連れOK ・授乳、おむつ替えスペース有り ・フォカッチャなど食事が美味しい ・テ…

読谷やちむんの里 人間国宝の系譜

読谷村座喜味にあるやちむんの里へ。読谷のアリビラに泊まっていなかったら家族を連れてこられなかった場所なので嬉しい。 人間国宝に認められた金城次郎さんの様式や技法を受け継ぐ陶工達がここ、やちむんの里に工房を構え、それぞれの工房だけでなく散在す…

陶芸家 松村英治

陶製の頭蓋骨のお香立てなんぞを創ってらっしゃる愛知県の知多半島の陶芸家、松村英治。 お香立てに使うもよし、使わない時には壁に掛けるもよし、なのだそうだ。いかつい。かっこよい。

陶芸家 大中和典

渋谷青山にある「うつわ謙心」という陶器店を初めて訪れた。数坪のこじんまりとしたお店で、限られた数段の棚に厳選した作品を展示販売している。 そこで錆びた陶肌の器を探している私に店主が大中和典という作家を教えてくれた。山口県で作陶されており、注…

生誕一才祝鉢

息子の生誕一周年を記念して造った陶鉢を漸く京都の工房から回収した。 高台には「○○(息子の名前)一才ヲ祝シテ」と彫ってある。こんな個人的な器を焼成した挙句、工房に置き忘れられては迷惑だろうな。急ぎ、工房に連絡を取り、焼成費を銀行口座に振込み、着…

土師器

ここ都筑の地にも2万年前から多くの人々が住んでいたらしい 近隣の遺跡からはなかなか素晴らしい須恵器や土師器が出土している。 都筑の地名は八世紀の木簡には記述されており、起源はさらに古いらしい。 京都や鎌倉などの古都を歴史があると評するが、これ…

赤荒マンガン鉄盆栽鉢

浅い盆栽鉢が焼き上がった。赤荒土にマンガン鉄を絵筆で塗り酸化還元焼成。 マンガン鉄の模様がうまく浮かび上がって満足。土肌はもう少し暗い色合いのほうが良いように思うので、庭の土にでも沈めて沈着させるか。 浅い鉢だから苔でも張って、実生の椛を一…

祝一歳鉢

息子の一歳の誕生日を祝して造り始めた植木鉢の釉掛けをしてきた。 麒麟児に育つことを願って白化粧土で麒麟を象嵌した。もう一面には飛躍を願って三つの雲とその上に乗る息子を撥水剤でシルエットを描き、その上に白釉薬をかけて象った。筆でシルエットの形…

赤土しっぴき痕受け皿

余った土で戯れに造ってみた。轆轤で引いた器は最後に「しっぴき」という紐で台から切り離すのだが、その際に不思議な涙粒型の文様ができる。それをそのまま取り込んで底にし、縁を立ち上げて植木鉢の受け皿を造ってみた。青磁を薄く掛けたので模様はそのま…

青磁蕎麦猪口

並白土に青磁を薄掛けして焼いた。形は猪口だけれどもサイズは小鉢。胴には浅く平行に細かく轆轤目をつけたので、触った限りでは平らだが視覚的な線が入って面白い。斜めに右下から左上に貫入が走っているのは、時計回りの轆轤回転でこれだけ土が捩じれたと…

赤土白マット鉢 X 恩塚鸞鳳玉

焼き上がった陶器鉢に四角恩塚鸞鳳玉を植えた。地味で良い感じ。丸くぼってりとした恩塚鸞鳳玉が多い中で、高く立ち上がった株は少ない。この根元の細い形状を気に入っていて、植え替える際に根っこぎりぎりまで露出させてみた。風邪を引かんと良いのだが。 …

白荒燭台鉢 X 常盤忍

随分と久しぶりに陶器が焼き上がったのを受け取った。とても製作のペースが遅くなっている。 キャンドルスタンドですか、と先生に聞かれた。いや、これも植木鉢ですと答える。これをみても何が何だかわからんだろうな。たまに植木鉢を造られる方もいますけど…

初節句

初節句の飾りを探す。今やインターネットでも安く立派なものを手軽に買い求められる時代だが、写真を見て決めるのはあまりに頼りない。質感だけは肉眼では誤魔化せないが、写真ではなんとでもなる。 なんとない予感があって、信楽にまで足を延ばした。折角、…

チェカ

チェカのロールケーキは美味い。酸味が丁度良い。京都の美味で評判のミディプレミディのロールケーキよりもこちらのほうが美味しいと思っている。 それでもって内田鋼一という陶芸家の器で出してくれる。売れている著名な若手陶芸家で、瀬戸窯業高校を卒業し…

陶芸で生計をたてる

陶芸家になりたい人が100人いるとして、おおまかに店先で作品を売れ、陶芸を主収入源にできる人の割合は20人程度らしい。 しかし厄介なのはその20人程度のうち、8割は家業の窯業を親から継いでいるか、著名人が引退後に昔の著名度をもとに作品を売る場合だと…

初窯

初釜ではなく、初窯。 年末に焼いた陶器はどれも地味な焼き上がりで良かった。練りや芯出しが巧くできていた器は焼かれた後も形が整っている。一方、削りの際に誤魔化して矯正した作品は焼いて見事に歪む。 赤土に白マットを掛け、縁にマンガンを流して還元…

居候

陶芸工房にて、家主の犬の横を間借りする。もうこの季節、土間は刺すように冷たくなるものだから。 小さい頃からできるだけ外に連れ出してたくさんの人や犬に会わせてきたのが功を奏したのか。はたまたマンゴーの気立ての良さ故か。 息子もたくさん連れ出し…

四海波の開花

今年は四海波、調子が良いようで。身の丈からしたら不釣り合いなほど大きな金属光沢の黄花を四輪も咲かせた。何が良かったのかは全くわからない。穴の開いていない陶器なもので、水をかなり絞って育てていたのが良いのだろうか。 花には興味無く、葉の形状が…

さらに陶鉢造り

瑞雲を彫った後に白化粧土を溝に入れる。前回は鉢がもう少し乾燥していたのですんなり象嵌できたのだが、今回は鉢が生乾きなので綺麗に削ることができなかった。不定期に通いで造っていると作業すべき状態の時に作業できないのだな。もう、素焼きしてしまっ…

崩れ黒鉢 X 姫麒麟

多肉植物初心者に、玄人がそれらしく「刺があるけれどもサボテンではなくて多肉なんだよ。サボテンは棘座がどうたらこうたら」と蘊蓄を垂れる為にあるかのようなユーフォルビア属。植え替えた際にアンバランスだったものがいつの間にか締まってきた。 悪くは…

白蒼市松角鉢 X 青雲の舞 半年後

前回は2012年3月の記録。 2012年10月。半年経っても殆ど変わらず。いや、鉢幅一杯まで実は大きくなっていたのだな。 丸筆で白釉薬を塗ると釉薬の濃淡ができて、淡い箇所が焼かれて飛んでしまう。均一に塗るならば平筆でマスキングした上を一気に塗るなりスプ…

残るもの

形あるものは全てなくなるのかもしれんが、自分を確かめたり満足感を得る為には自分のような凡人には形あるものが必須だったりする。何も形に残らないと、無為な時間を過ごしてしまったかと後悔する。 仕事や他の深刻なことをここに書く気は無い。多肉植物と…

山本壮平氏の器

清水焼団地の陶器祭を覗いてきたのだけれども、なんだか去年ほど心は躍らなかった。五条坂の陶器市に比べると出店数は遙かに少ないし若手作家の店も少ない。いわゆる「清水焼」に一般的な極彩色のものは数万円して手が届かない上にそもそも好みではない。か…

ハゼとマンゴー

櫨(ハゼ)として売られているのは大抵、ハゼではなくヌルデ。いずれもウルシ科なのだがハゼは酷くかぶれることがあるのに対し、ヌルデは比較的安全なのだという。どちらも秋になると綺麗に紅葉する。 ウルシ科ということはマンゴーと縁戚ということになる。

冬虫夏草 団子蟲風鉢

もう季節は秋。食欲の秋といまさら言わなくても通年で食べ過ぎなので、食欲よりも芸術の秋を志向しようかと思う。 しかし芸術的とは何だろう。創造的であることか。創造的とは何だろう。世に出た誰かの作品の模作ではなく、周囲の評価から完全に自由な作品造…

名も知らぬ多肉

名も知らぬ多肉植物。多肉度はあまり高くないが乾燥には強い。 前回撮影 半年での成長の度合いはこいつが一番かもしれない。名も知らないのでこの調子で延々と分岐し続けながら大きく育ち続けるのか、15㎝程度で頭打ちとなるのかよくわからない。そもそも植…

油滴鉢 X 宇宙の木 

前回は3月初旬撮影。 7か月経ってもさほど樹勢に変化なし。葉は多少は密になったかもしれない。これから真っ赤に染まっていくはず。いっそのこと大きな鉢に移して栄養も与えれば一気に大きくなっていくのかもしれない。そもそも50cm程度に大きくなる種類な…

白鳳筒重鉢 X 青柳

前回撮影は5月28日。打ち上がった線香花火を思わせる、展開に期待させるような動き。 4か月でさらに打上花火の華が広がっていくようになった。今後はどう展開していくのか。垂れていくのだろうか。多肉植物は形態が多様で成長した姿が想像つかないのが楽しい…

黒土素焼鍾乳鉢 X 榕樹

鍾乳洞のような溶けるような植木鉢を造った。植えたかったのは榕樹。溶ける鉢に榕ける樹という趣向。 黒土に釉薬を掛けず焼く。もっと滑らかに造ったらよかったかもしれないが、習作としては満足している。次回はもっと丁寧に作る予定。また似たようなのを造…

円錐鉢 X 古紫 ないし シャビアナ

平面にゴロゴロと転がす円錐鉢を作った。黒土で円錐を造り、緑の化粧土を少し塗った上に釉薬をかけてみた。鈍く、くすんだ感じにしたかったのだが難しい。理想的には青銅のようにしたいのだが。 多肉植物は土も水もさほど必要としないので、通常の植木鉢より…

トルコ青丼鉢 X リラシナ 半年後

前回3月28日撮影に対し今回10月5日撮影、ほぼ半年で多少は大きくなった。いや、本当にわずかだが。多肉植物の成長はじれったいほどに遅い。 直射日光のあたる庭先に置いてはいるものの、水が多いのか季節ゆえか葉が開いてしまっている。11月中旬頃から水を絞…

洋風台形鉢 X ペペロミア 

ペペロミア・プテオラタという名前で200円程度で売られていたのを植えてみた。仙人掌や多肉植物ばかりでは潤いにかけるのでせめてもと思って比較的乾燥に強そうなやつを植えた。仙人掌も多肉植物も日差しが重要で室内の半日蔭における植物が欲しかったという…

崩れ鉢 X 姫麒麟

これまた市販品に無いような手作りならではのものを、と思って暴走してしまった一品。がらくた風だけれどもあくまで「風」であってがらくたではないと自分では思っている。 隙間や割れ目だらけのようでいて、きちんと水漏れはしないようには作った。市販品に…

池田満寿夫 陶仏

湯の山温泉にあるパラミタミュージアムの池田満寿夫氏作品の常設展示。 前衛的すぎてなんだこりゃ、と思ったが見れば見るほどなんだか凄いものに見えてくる。これも無作為の作為というのか。自然の岩の形状を利用して岸壁に彫った中国西部の岩窟の仏のような…

九月の月兎耳

明らかな徒長株なんだけれども、これはこれでありかもしれない。葉と葉の間が密になっていれば一応、さまにはなる。 マダガスカル原産らしい。バオバブの国。随分と遠くから来たのだな。原産地では50センチほどの低木になるらしいが日本ではどの程度に育つの…

九月の蘇鉄麒麟

やはり完全に夏型生育種。冬に比べてこの元気。これもあと1か月もすれば葉を落とし、腐ったのかと不安に思うほどに萎れてくる。

陶蟲

陶器で昆虫ときたもんだ。あの節足類の細い足を表現できるわけがないと思ったら、かなり高度に模倣している。 参ったね。

広州 陶芸術

陶器でこんなものまで造れるのか、と眼から鱗。やはり中国は凄いわ。 衣服の質感を出す為やアクセントに釉薬を使い分けているのが流石。しかも造形が細かい。乾燥段階で亀裂が入らないものなのか。それとも特殊な陶土を使っているのだろうか。 酒盃を片手に…

かわらけ土器鉢 X パキボディウム

息子の誕生記念に器を焼いた。せっかく自製しているのだから市販の品には無さそうな、手間暇のかかる紐造りで大き目の植木鉢を造ろうかと思い立つ。なんとなく造りたくなったのは古のかわらけのようなどっしりと武骨な形。古代土器のようなやつだ。それを黒…

白田 陶工房

先週、京丹波にマンゴーを遊ばせに来たついでにとある陶工房に立ち寄った。 茅葺き屋根の立派な平屋で、趣味の生活をするには最高と思える環境。 裏手の登り窯を見せていただいたのだが歩留まり率との壮絶な闘いの跡があった。自然釉で器が容赦なく棚板にく…

印度柄平皿と和柄植木鉢

印度の伝統的な草木柄を踏鞴の陶板に写してみた。ここはやはり還元青磁釉か酸化辰砂のような濃淡の出る透明色釉で焼きたいところ。それだけだと印象がぼやけるので淵を淡い茶色い輪郭にしたいのだが飴釉を塗るのが良いのか、黒マットを薄く塗るのが良いのか…

陶器祭

五条坂の陶器祭に行く。楽しみにしていたのだが期間中に二泊三日の出張が入ってしまったので、火曜日に強行して行った。 8割以上昨年と同じ作家や店が出されている様子。気に入って興味深く見ていた店で度々、鉢合わせる人がいたのだがどうやら得意の客らし…

好みの陶芸家

陶器祭りでお会いした好みの陶芸家リスト。器の店では名前や陶歴の書かれた札が置いてあったりするが、陶器祭りでは陶芸作家本人に会えて作品の説明をして頂けるので嬉しい。 谷村崇さんという清水焼団地の作家さんの作品に釘付けになった。轆轤で挽いた後に…

がらくた風植木鉢

あくまで「がらくた風」であって「がらくた」ではない。気持の上では。またへんな植木鉢ばかり作ってしまった。陶芸の先生も最近では一人で小学校の粘土遊びの時間を繰り広げる小生に助言をすることもなく放置。 黒マットを刷毛で塗ったので還元焼成すれば適…

バオバブ

売れ残り品と札が貼られ、300円で叩き売られていたのでなんだか可哀相になって持ち帰った。処分品扱いされる動植物ってのはなんだか悲しいですな。 オーストラリアンバオバブ、クイーンズランドボトルツリーと呼ばれるブラキキトンだと思われる。樹高20mにも…

第九陣窯出し 円錐植木鉢 と今後の方向性

きれいに発色してはいるけど、何に使うんだか。織部釉、飴釉、白鳳釉の掛けわけと重ね掛けの組み合わせを実験したかったのはわかるけれども、何でも作ったものは焼いたらいいというわけではない。 白鳳を斜めの削り跡を残しながら剝して焼いた。形は均整がと…

ゴリラな達磨大師鉢に取り敢えず苔を載せてみた。道端の何度もマンゴーがおしっこをしてそれを吸ってるかもしれない苔。それが梅雨の雨をうけて青々となんとも綺麗だったもので、つい。 これは銀苔ですかね。

河井寛次朗茶碗

写真に撮るとイマイチだが、最初に選ばせてもらった器。一時期、河井寛次朗氏自身も気に入っていたらしい花のモチーフ。いっちんで書いた後に別の釉を載せている。実物はもっと落ち着いた印象で素晴らしかったのだが。 この器なんてのも彩度の低い色合いが煩…

河井寛次郎の器に親しむ

マイケルジャクソンがキングオブポップなら、彼はキングオブミンゲー。柳宗悦でもバーナードリーチでもなく、河井寛次郎。少なくとも自分の中では。 日本には小汚ない雑器を珍重した詫び数寄の文化が4、500年前からあるわけで、白磁や絢爛豪華な器に夢中にな…

第九陣 焦げ白荒筒に常盤忍

白荒土の筒に黒土で根を可飾し、表面は黒マットを掛け剥がしてみた。荒土の細かい窪みに残った釉薬が焦げた風合いになってくれるのではないか。 もっと細かい根を張り巡らせてもよかったかもしれない。熱帯雨林の絞め殺しの木のように網目に覆われた根のよう…