紅葉の谷川岳 湯檜曽旅行総括

備忘

夏の夜に山頂で満点の星空観測

f:id:mangokyoto:20221106195251j:image

湯檜曽から近いので谷川岳ロープウェイで山頂まで上がることにした。大人往復2100円。家族で6300円。なかなか高い。
f:id:mangokyoto:20221106195255j:image

確実にこのロープウェイに乗った記憶が妻と私にはあるのだけれども、いつ乗ったのかが思い出せない。あれ、誰と乗ったんだっけ。いろいろ記憶が定かでないがお互いに違う相手と乗ったとは考えにくいのだが。
f:id:mangokyoto:20221106195258j:image

ロープウェイ到着駅の上にはスキー場が広がっており、その天神平からさらにリフトに乗って山頂へ。リフトにはゆるキャラ「ぐんまちゃん」が乗って巡回していた。
f:id:mangokyoto:20221106195301j:image

谷川岳は1977mの百名山の一座。苦労して自分の足で登った天狗岳や茶臼岳のような爽快感は感じられない。純粋に雄大さが劣るのか、それとも苦労していない分、その苦労を正当化する「素晴らしいはず」補正が働かないからなのか。
f:id:mangokyoto:20221106195304j:image

リフト山頂駅にはデッキチェアや双眼鏡などの観光設備がある。見晴らしが良い。

 

ただ、高揚感はない。苦もなく登ってきた観光客のゆるい服装や散歩ついでのような緩んだ態度に山の雄大さを感じる真剣味が醸成されないからか。
f:id:mangokyoto:20221106195311j:image
f:id:mangokyoto:20221106195307j:image

改めて眺めると景色は雄大なのだと思うがそんな感激が無いのは認知バイアスなのだろうか。妻に「わざわざ何時間もかけて登っても観るのはこれと変わらない風景でしょ?だったら登らなくても良いわ。」そう言われそうで不本意だ。
f:id:mangokyoto:20221106195314j:image

秋晴れに恵まれ、澄んだ空気に視界は果てしなく深い。
f:id:mangokyoto:20221106195318j:image

風雨によって侵食され形成された山容がよくわかる。
f:id:mangokyoto:20221106195321j:image
f:id:mangokyoto:20221106195324j:image

リフト山頂からは冬はゲレンデになるコースを歩いて降りた。叫ぶと山彦が帰ってきて楽しく、子供達は喉が痛くなるまで叫んでいた。
f:id:mangokyoto:20221106195328j:image

夏の夜にはナイトウォークなるものが催されていたらしい。広々としたゲレンデ斜面にこのようなランプが置かれて
f:id:mangokyoto:20221106195331j:image

山頂の草原で満点の夜空を見上げるのだという。良いな。夏にみなかみに来たらそんな体験も思い出に残るかもしれない。
f:id:mangokyoto:20221106195334j:image

 

息子たちの思い出ランキング

1.保養所の夕食

2.星

3.土合駅

4.蒟蒻パーク

5.富岡製糸場

6.谷川岳ハイキング

 

一番支出額の高い谷川岳ハイキングは無料の土合駅、蒟蒻パークに負けた。谷川岳山頂天体観測ならば上位に食い込むと思われる。