京都割烹料亭級かもしれない料理と日本酒銘酒50種類 区民酒場「左利き」

なんと1ヶ月前に新規開店したばかりだという。もう記憶に無いがペットショップ「ゆうほ」の跡地だという。純情商店街の「串かつでんがな」を右に入った一本裏路地なのでなかなか一見さんが気付いてふらりと入りにくい立地ではある。

f:id:mangokyoto:20180703195901j:plain

「左利き」区民酒場っていうのが馴染みやすい雰囲気で好感が持てる。

f:id:mangokyoto:20180703203043j:plain

カウンター越しの大型冷蔵庫には日本酒がずらり。百貨店の日本酒コーナーかと見まごう。

f:id:mangokyoto:20180703195610j:plain

夏酒がずらりと揃っていた。大那、刈穂、石鎚と好みの銘柄が並ぶが、とりわけ眼を引くのは田酒。

f:id:mangokyoto:20180703201313j:plain

こんな青いラベルの純米吟醸夏酒があるとは知らなんだ。ちょうど自宅冷蔵庫には田酒の特別純米が入っていてチビチビと晩酌しているが、それよりもスッキリとキレの良い印象。こちらもかなり好みの味だ。

f:id:mangokyoto:20180703200240j:plain

「冷やし冬瓜の含め煮」とやらをお願いした。この店で丁寧に出汁から取っているんですよ、とのこと。間近に顔を寄せると、ミリ単位の幅でとても細かく無数の隠し包丁が入れられていて、中まで味が染み込んでいる。出汁の味も素晴らしい。


区民酒場なんて体裁の店で380円で出てくる料理の質では無い。京都の菊乃井あたりで出されて、さすがは「菊乃井さん」とか言ってしまいそう。

f:id:mangokyoto:20180703200246j:plain

枝豆も鮮度良く、味が濃く、肉厚。岩塩が振られているのか。300円也。駅前のチェーン居酒屋でも萎びた貧弱な枝豆が280円とかで出てくるのだろうな。話にならぬ。

f:id:mangokyoto:20180703201733j:plain

酒肴が豊富。「鮫軟骨の梅肉和え」とか、「山うに豆腐」とか、「もの凄い鯖の塩焼き」とか食欲と好奇心が惹起される品ばかり。


冷やし冬瓜の味からして他の料理も期待大。

f:id:mangokyoto:20180703203100j:plain

ぷりっぷりのホヤ。


外の席は犬オーケー。お姉さんが犬にも水を出してくれて嬉しい。


高円寺で長く愛されて続いて欲しい店だけど、何せ立地と認知度がな。積極的に知人友人に知らせていきたいと思う所存。


強く実感するのはここ最近オープンした非チェーン独立経営店舗は食べログ有料掲載しない場合が多い。食べログのネット予約は成立したら1名200円も取られるらしい。客単価が2000円なら利益は全て持っていかれる状態。土日の観光客で賑わうより近場の常連に平日から利用されるほうが、家族経営的な商いには良いのだろうね。高円寺の裏路地の店は広告費を極力かけない、近隣常連客に気軽に話しかける気さくな店員のいる店が長生きしそう。


営業時間やら定番メニューやら最低限の情報が載っていたら食べログでなくとも十分だし、誰かのレビューよりも店長や店員の人柄が見えてくるSNSのほうが自分には参考になっているように思う。あとは、どんな思いで店を作ったのかが吐露されているWEBインタビュー記事だとかがあると一気にファンになる。