昼間からあちこちの街角のバルで呑んでひたすら雑談する彼ら。
平日は14:00〜17:00までシエスタという午睡休みを取って一時閉店する店が多い。そしてバルやタベルナなどの飲食店が賑わう。
ミートボールにスパニッシュソースというグレービーっぽいソースのかかったものが美味しい。
クロケッタは全くもってクリームコロッケで熱々をはふはふしながら食べる。
小エビのオムレツといいつつも揚げてあって少し脂っこい。
街角にハンバーガー屋がやたら多い。タベルナというレストランのグルメバーガーも豊富にあれば、KFC、McDonald、BurgerKingもよく見かける。
アストリア料理店のタコが柔らかく塩気もちょうどよく美味しかった。しかし足4本は多すぎて飽きてくる。4人以上で食べにきて1人足一本がちょうど良い。でも美味。
肉どーん。赤身肉をミディアムレアよりももう少しレアに焼いてくれていて、それをさらに卓上炭火焼きにして食べさせてくれる。
岩塩をかけて食べる赤身肉だけの旨さ。
日本同様、亀の手を食べるとは知らなかった。ガリシア産は高級食材だそうだ。
この内容で3000円は酷くないか。寿司にすれば高価格にできるみたいな安直さを感じる。きちんと酢飯を使っているのだろうか。
マドリッドはスーパーで330mlのビール缶「アルハンブラ」が€0.70と日本より安い。ちなみにマドリッドの人の自慢は水道水をそのまま飲めるほど綺麗なことでレストランではミネラルウォーターを出していても無料の水道水を客が希望した場合は拒否してはならないのだそうだ。
ハンバーガーをミディアムの焼き加減で注文したのだが、こちらのミディアムは実際にはレア相当な気がする。フォワグラと甘く火入れした玉葱、チーズが入っていて濃厚で美味しかった。肉はオオツノウシで牛肉とは区別されている。
ニンジンのグリルがソースの味付けといい美味しかった。ニンジンという華のない素材を主役にして美味しい一皿にするところに好感が持てる。
ピンク色のソースは赤蕪を使っているのだろうか。鶏肉のグリルもソースが手が混んでいる。
俵型ハンバーグはビールに合う味で日本人好みかも。
デザートはどれも甘すぎた。食事会でデザートが出てきた時点で22:00。しんどい。これからチームビルディングで脱出ゲームをみんなでやって親睦を図るらしい。そんな流れから脱出してホテルに帰ることにした。
Atocha駅前の地元民で大行列していた食堂に参戦してみた。名物のイカリングサンドを注文。あれ、塩気が少ない。
薄口好きな私としては構わないのだが、この薄味でスペイン人は満足なのか意外だった。
スペインはチュロス屋が何故か朝の5時から営業している。行列店に朝の5時半に買いに行ってみたが
バゲットはフランス並みにパリッと美味しく、そこにパテとオイルサーディンを乗せたら十分に美味しいつまみになる。これは手軽だから真似たい。
短く細い素麺のようなパスタがたくさん入ったスープは油も少なめで疲れた胃腸に優しく滋味に溢れていた。
ラムチョップの脂肪とオリーブオイルやパプリカなどで味つけられたジャガイモは重めではあったがスープを飲んでいたおかげで楽しめた。
レモンパイは甘さ控えめだろうと油断して食べたら酸っぱいのに強烈に甘くて酷い目にあった。
ティラミスも私にとっての適量の倍ぐらい砂糖が入ってそう。甘すぎて毎回デザートを食べると気持ち悪くなる。
自宅で真似したいのはこの牛肉にチーズと玉葱が乗った一皿。鶏肉でも代用できそうだ。
ガリシア風やらアストリア料理と呼ばれる北スペイン沿岸地域が北海に面して魚介類が美味しいらしい。タコは柔らかくて美味しかったが脚一本で十分。タコは値段が高いからこんな贅沢使いは躊躇われてどうしてもたこ焼き用になってしまいそう?
アボカドとマグロをマリネしたようなものはレシピを探して作りたい。
オリーブの種を抜いて赤ピーマンを詰めたオイル漬けが美味しかったのだよな。スーパーで同じものが見つからなかった。
ちなみにハンバーガー屋がやたら多い。Atocha駅周辺にはバーガーキングが3店舗、マックにKFCがありグルメバーガーの店もいくつかある。同僚との食事だけで3回ぐらい食べた。