アフリカザイフリボクの実が赤く色づき、さらには赤黒く熟した。
4月27日
5月20日
いざ、実が膨らんでから色付くのは10日程度なのだな。
甘くて美味しいという声もあれば、酸っぱいし種が多くてイマイチという声もある。
赤い実を摘んで食べてみると、香が強く果肉に弾力性があり、十分に甘い。赤黒いやつは柔らかく甘みが強い。酸味と果実香が感じられて期待通りの野趣溢れる甘い木の実。しかし硬くて咀嚼するには少し大きい種が3粒ほど入っている。さくらんぼの種のようにぷぷっと簡単に吐き出せるほどには種は大きくない。なるほどな。
庭に出るたびに摘むには十分ではないのかね。息子はどうやら気に入ったようだ。
赤紫に熟した実も今の所、鳥に食べられてはいない。今年になって初めて植えられ、実をつけたのでまだ鳥の中でも木の場所が知られてないのだろうか。
今週末まで無事に実がのこっていたのでまとめて収穫してジャムにしてみた。
- 新緑の爽やかな葉色
- 葉が密生しない涼やかさ
- 控えめな白の梅花
- 華やかで甘い赤い実
- 剪定不要の自然樹形
素晴らしい庭木ではないか。
しいて不都合を言えば木陰を作るほど葉が茂らないことか。目隠しには向かない。
ジューンベリーという名前だが、6月になる前に収穫まで終わってしまった。原産地に比べて日本は温暖だということかね。