日本の台風を避けるようにして香港へ。2008年に訪れて以来なのだな。
http://d.hatena.ne.jp/mango3842/touch/20080726/1217035504
昔のブログを久しぶりに引っ張り出したついでに、昔の各国外国人観光客数ランキングなんてものが出てきた。
- China 54.7 million
- Malaysia 22.1 million
- Hong Kong 17.2 million
- Thailand 14.5 million
- Macau 12.9 million
- Japan 8.3 million
それにしても色彩の強いこと。もう、暴力的な色使い。ほかを押し退けて視界に飛び込んでやるっていう色だ。主張しなければ見向きもされないから、仕方ないのかもしれない。
昔に比べて単純な赤よりもショッキングピンクが増えたように思うのは気のせいだろうか。
そこらの食堂で食べた牛肉の黒胡椒炒め、44HKDなり。安心できる美味。
それからかなり繁盛している大衆喫茶店に入り名物の生姜牛乳プリンとやらを頼む。
店は中国人ばかりだったが、たまたまとなりの卓に座っている日本人が生姜牛乳プリンは温かいほうが断然おいしいね、と話しているのが耳に入った。冷たいプリンは生姜が強く感じられて悪くはないが別段、美味しいと言うほどでもなかった。事前調査不足。
銅鑼湾は輸入高級品店ばかりの街で伝統的な意匠のものは見つからなさそうだ。買物は諦めて街歩きに気持ちを切り替えた。
とある飲食店のシャッターに注目。これって懐かしの「ストリートファイターII」のエドモンド本田さんだよな。準備中と書いてある。
そしてすぐ向かいのビルには懐かしのファミコン的ドット絵が。まさかこれも同作のリュウさんではなかろうか。
いや、ひょっとして香港だけに、スパルタンXか?主演ジャッキーチェンだものな。懐かし過ぎる。
一階には高級ブティックが入店している高級ショッピング街なのだが、その脇はパイプや空調機が露出した街並み。物価が日本より高く、高級品が飛ぶように売れるようになっても、建物の外観も綺麗に整えようとは思わないのだろうね。価値観の違いだ。香港らしさが残ってくれて面白い。
今回泊まっているPullmanホテルは少し銅鑼湾の外れにあって香港ならではの夜景の中心地は眺められない。そのかわりルーフトップバーがあって何やら外資系企業の社員やらカップルで賑わっていた。
香港ってば物価の高さ、治安の良さはシンガポールに通じるのに多分に中国的な猥雑さを残していて好きだなあ。あと、食事は確実に美味い。
個人的には10年前と比べて香港人がどれだけ中国人としてのアイデンティティが強まったのか聞いてみたい。同僚に聞くのはタブーだろな。。。