雑司ヶ谷、目白建物めぐり
朝一で東京カテドラルへ。写真撮影できないようなのでelleの美麗写真と記事を引用。
https://www.elle.com/jp/culture/travel/a31771068/st-marys-sekiguchi-cathedral-sekiguchi/
1964年に12月に竣工した丹下健三さん設計のカトリック東京大司教区のカテドラルだそうだ。吉田茂氏や丹下氏の葬儀もこちらで行われた。伯母は毎年ここで合唱団を率いて歌っていたらしい。行けばよかったな。
コンクリート作りでぼんやりと光が浮かび上がる姿は近未来的というのか世紀末的というのか。
見学は休止中とのことで異教徒ながら最後列で祈らせてもらった。寄贈されたバチカンの聖ピエトロ大聖堂にあるミケランジェロ作の「嘆きのピエタ像」のレプリカが拝める。実物よりも聖母の肩幅が広く左掌もゴツく感じてしまうが気のせいだろうか。
雑司ヶ谷旧宣教師館は休館だった。
旅猫雑貨店も営業日なはずだが閉店していた。
鬼子母神の参道にある「きあずま珈琲店」でホットドッグを食べてひと休憩。
テーブル4席、カウンター3席のこじんまりとしたカフェ。
背景壁を黒板塗料にするのは良いアイデア。きあずま珈琲店のように絵を描くこともできるし、メニューを書くこともできる。何も書かなくても自然に映る。
鬼子母神参り
鬼だった鬼子母神は帰依してからは安産子育ての守護となった。だから鬼の字から角を外して書くのだそうだ。
天然記念物の「子育てイチョウ」をドヤ顔で紹介してくれる仁王像。
境内には駄菓子屋、団子屋もある。
鬼子母神からほんの数分の大島神社へ。御朱印が素敵だと思ったのだが書置きしかないのでまたの機会に来ることにした。
顔が濃いと思うのだよね。
自由学園明日館へ。
フランク・ロイド設計ということで有名な私立学校校舎で現在は一般公開され、コミュニティースクールなどに使われていたりする。
古いミッション系学校の雰囲気が漂う。
火のあるところに人は集まるというのが設計士フランク・ロイドの設計信条だそうで暖炉がある。4本の薪の組まれ方がなんとも正しく思えた。
最もフランク・ロイドらしさを感じるのはこの柱かもしれない。旧帝国ホテルっぽさを感じる。
ホールの壁に山羊が描かれていたので今後の参考になるかもしれないので撮っておく。これは羊ではなく山羊だと思われる。
尻尾を見ないと確定できないが口を尖らせている山羊に対して丸く明確に描きわけているこちらは羊だと思われる。実際には山羊の口は尖っていて羊は丸いと決まってるわけではない。
全く今まで考えたこともなかったが自転車で簡単に来れる距離だったし見どころを転々と移動するのに自転車はかなり快適だった。今後はもう少し山手線内の下町まで足を延ばしてみようか。