柄にもなく港区青山を彷徨いた。岡本太郎記念館に来たついででもなければ私が好んでくる街ではない。それでも建物を眺めながら歩くのは面白い。
目立つ、記憶に残る奇抜な建物が多い。これだけ地価の高い場所には建物を安上がりに節約する意味がない。
時折り、埋もれるように江戸、明治時代から生き残った建物も見かける。違う路線だが奇抜。
テラス席のあるカフェやビストロもちらほら。こういうテラス席の店が高円寺にも増えてほしいのだよな。広い歩道が少ない時点で難しいが。
本題はこちら。流行と贅沢の街で見かけた花壇。
なるほど、緋牡丹錦で赤、黄、桃色を出せば通年で華やかに飾れる。しかも水遣りはあまり必要ないし冬の寒風に当たらない場所ならば越冬もできる。
アガベは雷神だろうか。それを緋牡丹錦が取り巻く。
流石、青山。花壇も一捻り工夫されている。緋牡丹錦にこんな活用方法があるとはね。合理的な常緑ならぬ常彩花壇。