秋鹿 純米吟醸 超辛口

大阪能勢の酒蔵の地酒。奈良の春鹿酒蔵の「超辛口」が好みなのだが、普段流通しない秋鹿の超辛口を店の棚で見て思わず春なのに買ってしまった。日本酒度+14。


そりゃ春鹿も秋鹿も季節によって名前を変えるわけにもいかないのだろうな。


全量山田錦60%磨きとのこと。しかも蔵の近くで自家栽培しているそうで、そういう流れを作ったパイオニアだそうだ。


ぐいっと喉に放り込むと果物香が楽しめる。少し酸が感じられるというのか、美味い表現がわからない。


新鮮な烏賊の刺身と良く合った。生姜醤油との相性が良いのか。


牡蠣とあさりの土鍋ご飯との相性はとても良い。あさりの魚介出汁、醤油系、生姜、これらのうち合う主原因は何か。


予想に反してフレンチマスタードとハーブのディアボロ焼きとの相性も良し。酸味が強く感じられるかと思ったが、マスタードかハーブが消すのかもしれない。


甘辛な鳥の手羽先と合わせたら酸味が強く感じられてあまり合わない。


そういや、前回美味さに感嘆したのも秋鹿の直搾の純米吟醸だった。春鹿と秋鹿、数ある蔵の中でどちらも美味いとはなんだか愉快。