カフェに飾りたい植木鉢を選んで持っていってもらった。選ばれなかったものの、私としては気に入っている鉢を一部、記録写真を撮った。数年後に樹形の育ち具合の変化を振り返ると懐かしくなるし、枯死していると寂しくなる。
子供の写真と違い、意識しないと植木鉢の写真など滅多に撮らないから。
懸崖のようになりつつある「マサイの矢尻」。円形に葉が開く様は花火のようでもあり、楽しいと思う。
背景が暗くても、面白い。懸崖型は置く場所に困るのは事実。通路にはみ出していると、引っ掛けて惨事となる。
逆光に光が透過すると葉脈が綺麗なんだがな。この魅力に家人に気づいてもらえるように置くことはとても難しい。
これも選外。土肌がのっぺりしないよう、もう少し色むらや景色があったら良かった。白の二重丸と、横から生える意匠は気に入っているのだが。
そろそろ日光の向きを変えて、枝が下に向かいながら鉢にふんわりと巻きつく方向に伸ばしていきたい。10年後ぐらいにはかなり面白い懸崖型に仕立て上がるに違いない。
これぞ触手系多肉「緑塔」。先がぽわっと緑に光って見える。緑蛇よりも繊毛感があって触手ぽい。
多肉植物を逆光で透かして楽しむことができるディスプレイセットアップも考えられるかもしれない。
鋸アロエ。地味すぎる鉢がこの株の魅力を引き出せていないように思う。黒で引き締めるか、植物に彩度が乏しい分、鉢を鮮やかにするか。
伊羅保喇叭鉢に「白樺麒麟」。枝ぶりが暴れてて収まりが悪いのは認める。すんなりと株と鉢が合わない。
マミラリア「白星 」。半球群生株はこれしか持っていない。「小人の帽子」や「月世界」の巨大半球群生株は多肉仙人掌愛好家の多くの夢だと思う。
素焼きを割り砕いてくっつけて焼いた鉢。その手間と苦労が全く効果として実らないことを教えてくれた。エケベリアの品種名が思い出せない。