ヒスイホコリと名付けた粘菌子実体を加飾した一輪挿しや植木鉢の作品群。
こんなに作ってどうするのか。売るのだ。売る前提だからこそこれだけの数を作った。
売ることは生産量を上げることに繋がり、制作技術の向上にもつながるようだ。
しかし庭の一角に一面に苔を張ってこれら鉢を半分埋めて植物がニョキニョキ生えている光景も面白そうな気がする。
なんだかとってもアートな静寂な光景になりそうな気がする。
苔からヒスイホコリが、ニョキニョキと飛び出している光景も面白そうだ。鉢は地中に埋めてしまい、ヒスイホコリと蟲だけが苔の中から飛び出ている苔海原。
大掛かりな作品も作ってみたい。
このヒスイホコリと名付けた粘菌子実体が自画自賛だけれども品があるというか、幻想的な美しさ。私の役目はその美を作り出したというよりもそもそも美しくある素材のキュレーションみたいなもの。