白馬JAZZフェスにJAZZの真髄を見た気がする

自分の仕事関連、趣味の範囲から飛び出て違う世界を覗くとそこには全く知らなかった豊かな世界がある。そんなものを広く知るほうが人生は楽しくなるのではないかと思った週末。

 

白馬JAZZフェスティバルの運営ボランティアへ。

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しっかり作り込まれた昼のホールでの演奏が素晴らしい。しかしそれ以上に夜のアフターパーティでバンドを越えてギター、ベース、ドラム、ボーカルが入れ替わり立ち替わり即興で演奏し、ついには地元の中学生も飛び込みで演奏する熱気と興奮にJAZZの真髄を垣間見た気がする。一流プロの直後にステージに立てるハートの強さ、拙くも懸命な演奏を温かく迎えるギャラリー。1番楽しい瞬間だった。

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都内のJAZZイベントなんかだと自分のステージが終わるとアーティストは帰ってしまう。白馬だと皆が泊まりで来ているのでアフターパーティのように複数のバンドメンバーが集まり予期しない化学反応を生む余地がある。

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夜中の12時過ぎまで飲んで聴いてそこから屋外の焚き火を囲んで飲んで喋って。私は2時に脱落して部屋に戻ったけれどもその後も1番最後までアーティストが残っていた体力には驚愕。こんなにアーティストと距離感の近いイベントはないだろう。

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翌日はTOKU、JINO、沼澤尚小沼ようすけ、Kai Petite(敬称略)ら1流アーティストの座談会。
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地元の子供たちやJAZZに興味のある一般参加者にJAZZの魅力を伝えてくれるワークショップもあり。弾きながらアイコンタクトで言葉より遥かに高速でお互いに対話しながら即興で紡いでいくなんてBlue Giantで読んだそのまま誇張無しだと思った。

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今回参加した子供たちの中から感化されて楽器を始める人がいるといいな、と思う。白馬村の人達のイベントとして白馬JAZZフェスティバルが育っていくことを切に願う。

 

白馬の大自然と開放感の中だからこそみたいなところもあるのかもしれない。次はスキー場の山頂青空JAZZもやってほしい。

 

白馬JAZZフェスティバルは隔年開催だそうな。また行きたい。

https://www.hakubajazz.com/about