ギャラリーの増える高円寺 陶芸作品の地産地消展示販売を検討

高円寺は昔はライブハウスが多く若いミュージシャンが集まる街だったが昨今は古着屋が増え続けておりそれ目当てに電車で来る人も多い。そんな高円寺の新しい潮流だと感じているのがギャラリーの増加だ。

 

あづま通商店街にはCloudというギャラリーカフェがあり、数十メートル先には同系列のBLANKというアートギャラリーがある。あづま通商店街が早稲田通りにぶつかる近くにもLOCAL GALLERY・BOOKSという書籍とギャラリーの併設店ができた。その系列でNoraという猫グッズギャラリーもできた。どこ系列か不明なガラスウィンドーの展示も2カ所。ウンダーガンマー系の「Art&Antiques LECURIO」、かわいらしい作風の多い「

自由帳ギャラリー」も健在だ。「Piika Antiques/Brocante」もある。あづま通商店街は少し活気に乏しい商店街という印象が強かったがアートギャラリー通りとしてにぎわって欲しい。ガラス工房もできた。

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エトワール通りに民藝品を置くMOGI Folk Artという店が2022年にできたがその並びに新たにSAFARIの服と民藝や骨董を置く店が転居してきた。その向かいの「Funny Meal」というカフェギャラリーにも作家陶器がおかれており、エトワール通りが陶器を売る店が集まりつつある。エトワール通りの路地を入ったところには「Gallery Cafe 3」という壁面に平面作品を並べるカフェもある。ルック商店街を下ると「Malto」というおしゃれな輸入雑貨屋があり、そこでも国内の作家食器も多く売られている。
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民藝運動の父でもある濱田庄司の泥漿の皿が38.5万円で売られていた。以前、河井寛次郎の壺が150万円で売られているのを見たこともある。
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バーナードリーチの陶板なんてのも売られていた。絵が全く描かれていない無地の陶板ではあるのだけれども。

 

私も陶器作家としての活動もしている手前、陶器を制作して同じ街で展示販売してもらえるようになるのが一つ模索しても良い道かもしれない。以前、声掛けして頂いたカフェ、それと先月声がけして頂いたカフェギャラリーともう一度話をしてみて、来年は高円寺で展示販売することを検討してみようか。