2019-01-01から1年間の記事一覧
信楽白土と赤土4号のそれぞれの色味を活かしたくなって作りはじめた。没頭すること3時間。外からは見えないインナーマッスルも忠実に作ったので時間がかかった。 名付けて「上腕骨肉解剖鉢」。誰が何と言おうともオブジェではなく植木鉢だ。 上腕二頭筋のパ…
豆鹿頭骨の窯出し。酸化焼成。一つ目、縁に弁柄で輪郭を描き辰砂をどぶ漬けしたもの。辰砂は濃度もちょうどよく、釉剥がれすることもなく綺麗に発色してくれた。骨らしくない色だが、せっかく陶器で作ったそれらしさがあって気に入っている。植え込む植物は…
軽井沢、松本、渋温泉、竜王雲海SORAテラス、蓼科、諏訪を巡る500km走破の3泊4日の信州家族旅行備忘録。 学び 1.日本酒好きな外国からの友人が来たならば、1泊2日で諏訪湖に湖の眺められる温泉宿をとり、酒蔵巡りや寺社巡りを満喫するのもまとまりの良い充実…
初めてエクシブ蓼科に泊まってみたが、夏のエクシブ軽井沢パセオに泊まるよりも様々な点で気に入った。 次回 ベーカリーレストランエピで朝食を買い置く もしくはツルヤスーパー上諏訪店 白樺湖ファミリーランドに連れて行く 冬のスキー利用に使うのも有り …
金具屋の有名な姿が外から見上げた構図。右はロビーなどのある増設棟で、総木造四階建築の姿を眺められるのはここからだけとなる。 まさに歴史の宿。 宿で貸与される手形と鍵で温泉街の無数の外湯を湯巡りすることもできる。 源泉が熱いので夏場はそういくつ…
4階建総木造建ての有形文化財旅館 宮大工が腕を競った技巧溢れる内装 「千と千尋の神隠し」の聖地巡礼の一つだそうだ 源泉掛け流しのとろみのある鉱泉 同じ宿の中でも異なる源泉の風呂 4つの貸切家族風呂でカップルや家族も楽しい 雰囲気溢れる浪漫風呂、鎌…
夏のエクシブ軽井沢パセオに再宿泊。前回は12月末の凍てつく季節で霜の降りた庭が美しかった。 今回は苔の生命力が溢れる夏。パセオ棟はこのゆったりとした客室の配置が良い。満室なはずなのに他の宿泊者の気配を感じない。 実は、マンゴー殿を連れて来る予…
高円寺駅前に新たに2店舗ものタピオカ専門店を見つけてしまった。安易な模倣、お互いの我慢比べ、チキンレース。コンビニのドミナント戦略然り、閉鎖的な削り合いばかりやっている限り、日本の経済は発展しないのだろう。もう少しリスクを取って自分のやりた…
今年の夏の目標。運動をたくさんして健康を取り戻し、作陶三昧して、子供とたくさん遊ぶ。 身体作り 子供達とがっつり遊ぶのも筋トレになるはず。 ◦ 筋トレ。朝、走る。泳ぐ。夏に痩せないと結局痩せないと思う。 ◦ 夏の間にもう3〜4kg落としたい。 旅行、お…
朝の9時から2時間近くも滞在してしまったカフェがある。店へ入ると、木造の古民家で壁は青緑色。自分の好みど真ん中。 道路沿いには広々とした店舗があり、ベトナム産カカオ豆から作られたチョコレートが並べられている。 チョコレートにワイルドペッパー、…
日が暮れてもホイアンは絶えることなくフォトジェニック。塗装の剥げた壁も雨晒しの退色したランタンもなんだかカッコいい。あちらこちらでカメラ小僧が澄まして、少しばかり照れながらポーズを決めた女性陣を撮る。女性同士で撮り合っているのもよく見かけ…
ホイアンの街をぶらぶらと歩いていると、旧市街の町外れの路地にRehahnというフランス人の写真家のギャラリーを見つけた。 色鮮やかなベトナムの色と共にベトナム人のポートレートを撮り歩いた人だそうで、ナショナルジオグラフィにおいてスティーブ・マーキ…
ホイアンは400年も昔に日本人街があったそうな。そんなわけで旧市街地の入口にとりあえずが立つ。一見すると両部鳥居のようだが、中央にさらに段がある。このような様式は何というのだろう。1601年に広南阮氏は徳川家康と国交を結び、約30年の間に73隻の朱印…
古都フエからダナンへはベトナムを南北に縦断する列車に乗ってみることにした。 事前にインターネットで予約支払い済みで8USDほど。タクシーに比べて6分の1だ。 9:34分発のダナン終点SE19号。その他の列車はホーチミンまで南下していくのに対し、これだとダ…
入った瞬間、ああ、この構造はいいな、と思った。 日本にこんなカフェがあるとしたら、しかも多肉植物・仙人掌カフェだとしたら、という視点で夢想しながら寛いだ。 道に面して全面のシャッターがついている。それをガラガラと閉めたら店仕舞いも防犯も完了…
ティエンムー寺院をのんびりと歩いていたら、ふと視線が惹き寄せられた。木陰に妖艶なただならぬ雰囲気。木蓮の最も色の濃い部分のような臙脂紫色の花が椿のように塊で落ちている。椿の雌蕊のように見える部分が真横に向いている。踏まれたわけでもなく、一…
朝7時にダナンのホテルを出て、フエへ3時間移動した後にカイディーン帝廟やミンマン帝廟を回り、王宮へ来た。流石に腹が減った。王宮を入って右手奥に軽食を食べられる東屋があった。炒め飯を頼む。200円ほど。具材も何も入っていない黄色の炒め飯だった。よ…
ベトナムはカフェやホテルのデザインの洗練度合いがとても高いと思う。フエに泊まることがあるならば再訪したいと思う宿に出会った。 繁華街から徒歩数分の好立地 それでいて喧騒から離れて静か 朝10時に着いたら無料で朝食と珈琲をくれた 統一感のあるフォ…
「啓定」と漢字で書く、カイディーン廟はフエ市街から10kmほど。ベトナム阮王朝の十二代帝が建てた廟だという。度々洪水に襲われる平地を避け、山を背にし川を前にした風水の点で最適な西の地に造られた。 その当時、インドシナはフランスの支配下であり、フ…
ベトナムのダナンに仕事の会合で来た。3泊滞在する部屋はレジデンス棟の1室が割り振られた。大きなオープンカウンターのキッチンが付いていて、自炊もできる。若い時分ならばこんなに広い部屋を独り占めなんて、ヤッホーと浮かれたのかもしれない。今となっ…
直径6cmほどの小さな青磁の鉢に、それを作った京都の時代から7、8年ほども植え替えもせずに放置していたハオルチア・オブトゥーサ。根はぎっしりと詰まっており、狭くて成長する空間もないくらいだったものを解いたら28株まで分かれた。根の張り具合は様々で…
あっという間に今年も半年が過ぎている。変わり映えもせず起伏に乏しくとも、ささやかで小さな生活。大それた野望などなく、しかし自分の気力や時間に過大な抱負の数々の達成状況を振り返ってみようじゃないか。 家族 総合50点。どんどん息子たちにできるこ…
中国の進歩の速さには目眩がする思い。その中核にいるのはテンセントとアリババなのは間違いない。杭州のAlibaba Cloudを訪ねた。 入口には巨大なスクリーンに上下対となる世界が映し出されている。上の反転した世界は仮想空間世界で、どのような商取引プラ…
梅雨の作陶。 ようやく、団子虫と鹿頭骨五号、六号を素焼きに出せた。と思いきや、高さが足りず、大窯に移し直し。 水草のブクブクカバーとともに素焼きされることに。 豆鹿頭骨鉢七号。乾燥して素焼きへ。中央がヒビ割れているのをそのままにしてみた。 八…
東高円寺駅のオオゼキスーパーの近くに「ブルーキャスケット」という喫茶店と「色即是空」という立ち飲み屋が隣り合っていたのだが、建て替えの為に今年の4月でどちらも閉店してしまった。そのうちの「ブルーキャスケット」が「オンディーヌ」と名前を変えて…
泥鰌って可愛くないか。目が丸くつぶらで、口先にもさもさとヒゲが生えていて、鰻や蛇ほど長くはないがニョロニョロと泳ぐ。泥鰌ってやつはいつも砂利底を這って泳いでいるものだと思っていた。案外、水草の上に登って休むのが好きなことを知った。しかも水…
中華料理屋「成都」の軒先に台湾タピオカ専門店「五十嵐」が出来ていた。その10m先には「麗茶亭」。 うんざりだ。20年ほど前に台湾で初めて飲んだ時に、友人とおっかなびっくり飲んだ。まあ、飲めなくはないが甘すぎるし敢えて好んで飲むものでもないと思っ…