ルーマニア人を食でもてなす

到着初日は自宅で家庭料理を振る舞った。海外の日本食料理店ではなかなか食べられる機会の少ない、ハレの料理ではない日本人が常食しているケの料理を食べてもらう一興だ。

南瓜の煮物、ポテトサラダ、鶏肉のサラダ、ナスの味噌炒め、牛蒡。少量をあれこれつまんで、いろんな味を試してもらうのが面白いかと思う。


無難な主菜としては駅前の倉持総菜店のコロッケ各種。メンチカツ、懐かしの馬鈴薯コロッケ、南瓜コロッケにカニクリームコロッケ、そして1番人気だと言う大きなチキンコロッケ。


ご飯は白ご飯が食べ慣れているか不明だったし味の濃いおかずと白米を交互に食べるのは不慣れだと思ったので五目炊き込みご飯にした。


牛蒡には食いつきが悪かったが、他はお気に召したようだ。特にカニクリームコロッケに南瓜の煮物。少し甘めの味付けが良いのだろうか。


機中一睡もできず、時差ボケしていることを考慮すればかなりの量を食べたのではないか。



これから考えられるのは以下の通り。

伊東では新鮮な地魚や海の幸を堪能してもらう予定だ。


話題、評判の缶詰を取り揃えての宅飲みなんてのも面白いかもしれない。日本の酒のツマミを堪能してもらいたい。


たこ焼きパーティーはどうだろう。お好み焼きを食べた感想次第で検討しよう。


定食のようなメニューはどうだろう。炒飯に入った紅生姜を気に入っていたので、梅干し入りの豚生姜焼きはどうだろうか。外食ならば大戸屋あたりが手頃かもしれない。


カツ丼、親子丼も試してもらいたい。


焼肉屋。カルビやらミノやら。濃厚でヘルシーとは程遠い脂の味も楽しんでもらいたい。


秋の果物三昧食べ比べもどうか。ピオーネや甲斐路などの葡萄、サンフジに王林などの林檎、柿、早生の蜜柑。


日本酒を甘口、辛口、吟醸本醸造を飲み比べて欲しい。おそらく海外で口にするのは大衆品の本醸造酒が多いだろうから。ホッピーはなかなか海外では経験しないのではなかろうか。世界に誇る国産ウイスキーも忘れてはならない。今年、サントリーウイスキーの響21年とニッカのフロムザバレルがISCの品評会で世界のウイスキーの最高峰に輝いた。マイクロブルワリーの地ビールもあれこれ美味い。日本酒も洋酒も美味いものがあることを知ってほしい。