柿 美味しい「味覚」の持ち帰り

備忘

秋の地方旅行は渋柿を買える

f:id:mangokyoto:20221105212417j:image

富岡製糸場の門前でご高齢の爺様が営む自宅前の農産物小売。目に留まったのが渋柿。

 

けっこうな重量物なのでネットで買うのも送料が高いし、東京のスーパーではそのままでは食べられない渋柿は売っていない。

f:id:mangokyoto:20221107211828j:image

せっせと皮を剥いて
f:id:mangokyoto:20221107211831j:image

紐を括り付けて熱湯に30秒ほど浸けて殺菌。

f:id:mangokyoto:20221109155324j:image

これを風が通るバルコニーに吊るす。今年の東京の初冬は風が無く、乾く前に黴が生えてしまわないか少し心配。しかし扇風機をつけるのも何か違う。
f:id:mangokyoto:20221109155326j:image

ほんのりハロウィーン飾りのようでもある。

 

干し柿は買ったら楽だし手っ取り早いのだが、時間を費やして達成感を得る。なんちゃって丁寧な暮らしというやつか。

 

売物は乾燥され過ぎている。中が半生トロトロが最高に美味しい。流通に向かないからその状態のものは出回らない。やはり好みの状態のものは自分で作るしかない。