手榴弾とスカラベの造形

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メッセージ性のある作品を作ってみたかった。
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ルーマニア人の友人と山登りした際にウクライナ避難支援NGOで働いていた頃の話をあれこれ聞いた。

難民キャンプのように1箇所に暮らすのではなく都市の空き家や家庭に散らばっているので配給の告知や配布が障壁だったこと。一部ではウクライナ人富裕層が高級車を乗り回し不動産を購入し無料で大学や医療などの公共サービスを受けていることで反ウクライナ感情が悪化。真の富裕層ウクライナ人はルーマニアではなく欧米に逃げたとも。そして本当に支援が必要なウクライナ家庭は脱出できないままでいる人も多いこと。

パレスチナでは私が平和な日々を過ごすその時間に子供たちが路頭に迷い殺されている。そして私は本当にしょうもない些事の心配事で忙しい。

マイノリティの尊重だの〇〇ハラスメントだの理性が高度に発達した社会であるかのように錯覚するがあるあまり進歩はしてないのか。
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榴弾を転がそうとしつつ力尽きたスカラベ。硬直したまま朽ちてスカラベだけでなく手榴弾すらも苗床にして生えてくる植生に鬱々とした世の中への恨みを込めた。
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朽ちていけば良い。
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鉢として水遣りしたりしやすいように取り外し可能にしつつ、組み合わせた際に一体感が出るようにスカラベの脚は4本手榴弾でつけた。
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部品として組み合わせられるようにすることで植木鉢としての管理なしやすさを担保した。
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水受け皿には突起をつけて鉢底の穴から通気も確保している。実用性も抜かりなくしたい。