「どんぶらこ」は川を桃が流れてくる情景にだけ使われる擬態語。いや、「どんぐりころころ」にも「一寸法師」にも使われている。
お爺さんは芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に。拾った桃を割ったら男の赤子。
吉備団子で猿犬雉を仲間にする。
鬼を退治する。
最後に桃太郎の絵本を読んだ記憶はいつなのかわからないが、おそらく殆どの人が知っている一般常識と言えるぐらいの桃太郎のあらすじ。不思議。
高円寺の老舗「桃太郎ずし」。1月3日の昼から営業している手頃な廻らないお寿司屋さん。
「おこしにつけたにぎりずし」ときたもんだ。きび団子も良いけれども、にぎりずしも良いよね。誘われたら仲間になるよね。おこしにつけるなら巻物寿司のほうが良さそうだけれども。
陰であり鬼門の丑寅に対して、対抗すべく陽である方角は未申で戌亥と続く。そんなことから家来の動物が選考されるのだがなぜか羊、猿、鳥、犬の並びの中で羊が見送られて猿、鳥、犬が抜擢されているのが羊好きの私としては気に食わない。草食性の山羊の方が吉備団子を喜びそうだし、荒ぶる牡羊の巨大で鋭い角は猿や鳥よりも戦力になりそうなものを。
ちなみに童話では団子だけを報酬に猿雉犬は命を賭して鬼と戦うのだろうか。報酬が低過ぎやしないだろうか。鬼から略奪し返した財宝を猿雉犬はもらうのだろうか。
うまさ一番。
本屋で令和の「ももたろう」の絵本を見つけた。40代前後のジャンプ世代は絵柄ですぐ漫☆画太郎先生の名前を思い出すのではないか。この絵本では名前がほんのり変わってガタロー☆マンになっている。浅草キッドの玉袋筋太郎がNHKに出演する際に知恵袋賢太郎になるようなものか。漫☆画太郎のペンネームに問題要素は何もないけれども。
さて、我が家の犬はというとやる気無し。
来客用布団の上に乗っかって私が働く様をダラダラ、ゴロゴロしながら眺めるだけ。まあ、家来として手伝えることもないのだけれど。
吉備団子は食べるだろうか。なぜ、猿犬雉に吉備団子をやる発想になったのだろうか。干し肉のほうが食いつきが良さそうなものだが。
在宅ワークってやつはこういう無駄無意味な思考を巡らせたり雑記を書く暇がある。良いのか悪いのか。
学生の新卒採用面接は上半身だけワイシャツをピシッと着て暗記するぐらいエントリーシートを読み込んで何を質問しようか練ってから臨んだけれども下半身はパジャマだったりした。良いのか悪いのか。