機械惚れ 富岡製糸場

備忘

機械にサボテンや多肉植物を植え込む

 

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ひたすら美しい。
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iPhoneではなく一眼レフで粘っこく撮りまくりたい。
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日本における近代産業革命の血と汗と国家の思惑と資本家の野心と農家の娘のささやかな結婚への夢が機械油に溶け込んで染み付いた巨大装置。
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外貨獲得のための政府の大博打は吉と出てその後の技術輸入と富国強兵が進んだ。今からすると驚くほどの若い政治家や資本家が雑に総括すると上手く導いていったように思う。
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令和の時代にそのような次の時代をリードするような国家戦略的俯瞰からの投資や産業育成は行われているのだろうか。バイオ立国はどこへいった。AIは遅れをとる一方。
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新品の機械が並んだ様は眩暈がする光景だったろうな。作業員は圧倒されるばかり。経営陣はこの巨額投資のアテが外れたら。。。と内心脂汗ものだったかもしれない。
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このような機械だらけの、かつ窓が多く温室のような空間が緑に覆われ呑み込まれつつある光景を夢想する。アンコールワットのような榕樹に呑み込まれた姿も悪くないが、柱サボテンや多肉植物が林立して呑み込んでいる光景はさぞ幻想的なのではないか。

 

機械にサボテンや多肉植物を植え込んだディスプレイ、インスタレーションも面白いのではないか。